月山 2023年10月24日 07:34 【火事を知らせる】 寝室の扉が激しく叩かれる。 火事だぞ、と叫ぶ声。 私は無視して眠る。火災報知器は鳴っていない。 翌朝、私はいつもどおり仏壇に向かう。数年前の火事の日に私を助けて亡くなった父に、おはようを言う。 #百字小説 #百字小説 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? 記事をサポート