【苦いコーヒー】
 お客様にコーヒーを淹れる。
「佐藤やミルクは入れますか?」
「では両方」
 僕は頷き、巨大なコーヒーカップに隣家の佐藤さんと猫のミルクちゃんを落とし、混ぜる。お客様は触腕でカップを抱え、一息に飲む。 #百字小説

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