【赤い魚】
 赤い魚は燃えていた。
 元気とやる気に満ち溢れ心が燃えていたのだが、いつしか心の炎が体に移り、火の玉みたいな魚になった。住んでいる泉も自分の熱で温めてしまい、まぁそれが、あそこに温泉ができた理由だ。 #百字小説

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