【海底で魚がはねていた】
 ちっぽけな舟で海を漂流中。陸地は見えず食糧は無く喉の渇きに海水を飲めば余計に喉が渇き、それでまた飲む。飲む。飲む。飲まれる事で少しずつ海はその嵩を失っていき、やがて消滅し、世界の全ては陸地になった。 #百字小説

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