【三】
 カップ麺にお湯を入れた。出来上がるまでの三分間を待つ間、読みかけの漫画を開く。
 三冊目を読み終わった頃、ハッと気付いてカップ麺を見た。伸びていた。
 麺が?
 いや、カップが。三メートルくらいに。 #百字小説

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