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きらきらと、世界が光り輝いている。 ダイヤモンドダスト……と、呼ぶのだったか、この光景は。そうだ確か、空気中の水蒸気が凍って……。 「水蒸気ですって? そんなつまらないものじゃないわ。あれは天使の羽なのよ」 僕の耳元で、誰かの声がした。誰だろうか。見れば、女の子が浮いていた。 真っ白な服を身につけ、背から真っ白な翼を生やした女の子が浮いていたのだ。 「天使?」 「あら。貴方いつの間に、そんな口説き文句が言えるようになったの?」 口説き文句……? いや、そんなつもりは