【第2期4号特集】育児、教育にかかった・かける予定のお金について
『今日はこんな子育てしてみました~10人で紡ぐ子育てマガジン~』
(通称『今日子育て』)
メンバーの月波です。
第2期3号では、袋とじを作成したり、自身の有料マガジンとコラボさせたり、メンバーとともに新しい取り組みに挑戦しました。
ご購入くださった皆さま、本当にありがとうございます。
今回はシンプルな構成で、こちらの内容をお届けします。
☆【特集】育児、教育にかかった・かける予定のお金について☆
☆あとがき☆
3号袋とじの「夫婦の事情」から一転しますが、「お金の話」も、なかなか話せない、でも気になる話題ではないでしょうか。
(安心してください、本号は無料です!笑)
☆【特集】育児、教育にかかった・かける予定のお金について☆
ワーママ始めて2年目に突入しました。この1年で分かった、「ワーママのお金の事情」を書いてみたいと思います。
支出から考える、子育てにかかるお金
「復職直後は、保育園代のために働いているようなもの」
と、耳にしたことがあります。
復職直後は時短を取る方が多いことも、このように言われる所以だそうですが、フルタイムで復帰しても、まさにそうだとつくづく思います。
平成26年4月より、育児休業期間の最初の半年間にもらえる育児休業給付金が、休職前の給与額の50%から67%にアップしました。
よって、育児休職中、最初の半年間は給与額の3分の2、次の半年間は給与額の半分が給付されます。
一方、保育園の利用料(保育料)は、納税額に応じて高くなります。
横浜市の場合、4~8月分の保育料は前年の納税額、すなわち、一昨年前の世帯収入によって決まるので、0歳児クラスから入園すると、休職前年の年収で計算されることになるのです。
我が家の保育料は、私の手取り(フルタイム)の半分とはいかないまでも、3分の1はゆうに超えていました。時短を取ったら、どうなっていたことやら。
「早く復帰して高い保育料を払うより、育児休業給付金を最後まで貰いたい」という考えが生まれても、なんら不思議ではないですね……。
ちなみに9月以降の利用料は、休職まっただ中の年収を元に計算されたため、一月あたり5,000円ほど安くなりました。この差は大きい!
しかし、保育料がかかるのは、まぁ想定内。
ベビーベッドやベビーカーは、お祝い金を充当。
洋服やおもちゃなどは、両家の初孫ということもあり、祖父母から予想以上の支援がありました。(むしろ、収納場所に悩み中……)
想定していなかったのは、大人にかかるお金です。
まず、復職したことで、私のランチ代がかかり始めました。
休職前は、お弁当(もどき)を作ったり、ご飯だけでも持参したりと工夫していましたし、休職中は、時間があるからと夫のお弁当を作ることもありました。
しかし復職して、そんな余裕は無くなりました。
夫婦揃って、昼食代が増えているはずです。
また、スーパーでまとめ買いしたり、宅配食材を使ったりと、値段をあまり気にせず、買い物することが多くなってしまった気がします。
宅配食材は、あまりにもいいお値段なので控えるようになりましたが、買い物は常に駅直結のスーパー。「安い食材を求めて、駅の反対側の店へ……」など行きません。
買い物にかける時間が減った分、支出が増えたと実感しています。
そして、一番の悩みは、そのような支出を落ち着いて把握する時間が無いこと。
出産前は、夫婦で負担した生活費を計算し、差がある場合は調整していました。
今は、平日にそんな余裕は無いし、休日は子どもと遊びたい……。調整しなければならない生活費が溜まっていく一方です。
お昼寝中や夫が子どもと遊んでいる間ににちょこちょこ整理していますが、ついつい貴重な自分時間に充ててしまうことも(苦笑)。
現在保留にしている、生活費の調整に蹴りをつけ、もっとシンプルに、家計を管理する方法を決めたいと思います。
保育料は、私の口座から引き落とされているので、調整しないと、明らかに私の負担が大きいんですよね……早く、「自転車操業」状態を何とかしたいです!
貯蓄から考える、子育てにかける予定のお金
他のメンバーの記事を拝読しますと、「学資保険」または「低解約返戻金型の生命保険」で、お子様の将来に備えられているようです。
それぞれの特徴は、各メンバーの記事に分かりやすく書かれているので、ぜひご覧いただきたいのですが、私も「低解約返戻金型の生命保険」をかけています。
ただしこちらは、子どもが生まれてからではなく、独身のときに加入して、支払いを続けているものです。
結婚した今、ちょっと「掛けすぎ」なので、払い込みが終わったら、子どもの教育資金やマイホーム資金など、状況に応じて家族の資金に充てるつもりです。
子どもが生まれてからは、「こども口座」を作り、子ども名義で投資信託の積み立て購入を始めました。
「貯蓄から投資」の声が聞こえる世の中。投資信託を取り扱っているところは大抵、子どもでも保有できるサービスを設けています。
未成年のうちは、親が代理で取引。成人すると一般の口座に切り替わり、それまで積み立てられた投資信託を、子ども自身で取引するようになるのです。
もちろん、投資信託は元本割れの可能性がある金融商品。マイナス金利時代の定期預金より高い利率を期待できる一方、リーマンショックなど起こったら、積み立てた金額を大きく減らすことになります。
なので、投資信託の購入は、あくまでポケットマネーから。種類も数多くありますが、自分名義でも納得して購入している投資信託を選んでいます。
☆こども口座の一例☆
●セゾン投信のこども口座(愛称 カンガルーぽけっと)
●コモンズ投信「こどもトラスト」
※あくまで個人の体験談です。投資は自己判断で!
これらは「直販型」といわれる投資信託です。
長期の資産形成を目的として運用されているので、子どもが成人するまで、積み立てを行うのに向いていると判断しました。
長期保有を目指しているので、売却するタイミングも決めていません。
留学したいとか、私立の医学部に通いたいとか、子どもの進路で想定外の大きな出費があれば、積み立てた投資信託を売却して充てるかもしれません。
(そういう点では、こちらの方が保険っぽいですね)
しかしあわよくば、子どもが成人するまで積み立てを続け、取り引きの主体が移るとき、子どもに自由に使わせたいと考えています。
そううまく最後まで積み立てられるかは分かりませんが、子どもに投資信託の存在を明かすとき、資産運用についてしっかり学ぶ機会にできたらなぁと、今から目論んでいます。
☆あとがき☆
他のメンバーから既に出ている記事も拝読しておりますが、とても勉強になる話ばかりです。この記事も、少しでもお役にたてれば幸いです。
次号は、とうとう第2期最終号!
第3期のお知らせもできたらと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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