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前回の島暮らしイェーイからの続きを書きたいと思います。

いやまじ間空きすぎじゃね?と思った皆さんすいません、これが熱帯地方に6年暮らしてすっかりその田舎暮らしにどっぷりハマり、毎朝10分の遅刻を繰り返し、スタッフが先に職場についているタイプの人間のすることです、すいません。

暮らしてみて最初の頃感じたのはまじでみんな時間通りにこない!!7時にどこどこの居酒屋ね〜と言ったら7時にまずこない。。島で同級生のモアイをやっているんだけど、時間通りに来るのは、転勤で島に来た愛知県出身の人だけである。。

メンバーが全員揃うのは大体8時、8時に揃えばまだ良い方だと思う。笑

ああ、話がそれてしまった。。すいません、島暮らしイェーイでしたよね。

今日からここが君の寝るとこだ〜と連れて行かれたのは10部屋ある長屋の古い建物。通された部屋を見てビックリ。畳の上にアリがいた。とりあえず外用なのか、部屋ようなのかわからないけどその辺にあったホウキでアリを掃きまくった。掃いても掃いてもどこかかしこから湧き出てくるアリ。多分この部屋にはしばらく人が暮らしてないんだな、そう感じた。(今となってはアリはどこでも出るもんだと認識、ムーンピーチの部屋にもお菓子などを床に置いておけばほぼ100パーセントの確率でアリ達が仕事をせっせと始めてしまう。。コンクリートの建物にもアリは容赦無く現れるので、アリの餌になるようなものは裸でおかないってことを島に暮らして学びました☆)

アリの住んでるところに私がお邪魔しますなんだな、と理解したので、もうどうでもよくなって、バックパッカーがよく持ってるでかいリュックを枕に寝っ転がった。少し眠ってしまって目が覚めたら、体の上にアリがいた。ああ、こんにちわ、どうも今日から世話になるいーたんです。どうも。噛むのはやめてください。何もしないんで、噛んだりはしないでください、どうか何とぞ噛むのはおやめになってえええええ!!と心の中からアリにテレパシー。(その後の暮らしでわかったけど島のアリはほぼ噛まない)何もわからないし、どうしよ〜明日から仕事って言ってたなあ、ご飯とかどうすればいいんだろう?コンビニとかないよね?お弁当屋さんは?自炊するでいいんだよね?調理器具って勝手に使っていいのかな?とりあえず買い物に行くか・・・・。アリの巣コロリあるかな。。。(結局殺るんかい!)

という感じで寮を出てその付近をプラプラ。商店に入ってアリの巣コロリ発見!!!さっき心の中で思ったことなど3秒で忘れて手に取っていました。

寮に帰って速攻アリの巣コロリを設置。初めてのアリの巣コロリで透明のビニールみたいなのを取って置かないといけないんだけど初心者だった為、ビニールを勢いよく引き抜きすぎてアリの巣コロリの半分に入ってる黄色い顆粒の餌を部屋にぶちまける→ホウキする→なんか透明のぷにぷにしてそうな餌だけがアリの巣コロリの半分に残る→もうどうにでもなれ、、設置。

お昼頃寮に人の気配がして部屋から出てみると、長靴に長袖長ズボン、帽子をかぶった小柄な女の子がお昼休憩で帰ってきた様子だった。

今日からお世話になるいーたんです、よろしくお願いします!と挨拶(まじで色々よろしく、一人でこの寮で暮らすのかと思って超ドキドキしてました、もう1から10まで教えてください、いや、1から10と言わずに1から100まで、オナしゃす!!)と心の中の声。

そうすると、何とありがたいことでしょう!Yちゃんが今日の夜ご飯食べに行ってみる?と言ってくれたのです。即答で、というかちょい食い気味で 行きたい!!お願いします!!と私。


そんな感じで約束をしてYちゃんはまた仕事へ。夕方Yちゃんが帰ってきて、夜ご飯を食べに行くことに。行ってみるとすでに男性2人が座ってるテーブルへ。

何飲む〜?と聞かれて、初めての場所だしYちゃんは何飲むの?同じやつで!と私Yちゃんにチューハイで大丈夫?と聞かれたので、うん、何でも!と答える私。

そういうとそそくさYちゃんが立って居酒屋のカウンターの中へ。

え!?自分で取りに行くのかな?普通のとこだったら従業員が入るとこだよな、あそこは。。。という場所。

って思ってたらいつの間にかグラスやら氷やら缶のチューハイを持ったYちゃんがテーブルに戻ってきていた。

ここセルフサービスなの?とYちゃんに聞くとお店をやってる人はおばあで、一人で、今は忙しそうだから、自分で持ってきた、とのこと。

東京暮らしだった私には超びっくりで、なんかわからないけど凄すぎ!!と気を取られていると缶チューハイを誰かがコップに注いでくれていた。

チューハイって缶なの!?ここでも改めてビックリ。(今も島の居酒屋でチューハイを頼むと樽チューハイではなく缶が出てきます)

なんか適当に頼んでおいた、というYちゃん。少しして、おばあが刺身をテーブルに持ってきてくれた。

またその刺身を見てビックリ。超分厚いし、超美味しそう、ていうか、超美味しい!!

はあん、島生活1日目にして、驚きがありすぎて、自分の常識や、知っていたことがどうでもよくなった。

生きてきて22年間色んなものを見てきたなあと思っていたけど、私が見てきたものはまだまだごく一部に過ぎなくて、ビックシティ東京に住んでいたとはいえ、井の中の蛙だったんだなあとしみじみ感じました。


とりあえず明日からバイクで仕事場へ向かわなければーと思いその日はちょっとの不安と畑の仕事ってどんなことするのかなあ?超ワクワクする!と思いながら眠りについたのでした。終わり













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