見出し画像

7月28日【紀伊國屋書店新宿本店3階アカデミック・ラウンジ】神原月人『絶望オムライス』刊行記念 朗読会(朗読:緒方桃子さん)

——ぼくは洋食屋に置き去りにされた子供だ。


紀伊國屋書店新宿本店 『絶望オムライス』朗読会


衝撃的な書き出しから始まる感動の物語を耳から味わってみませんか。

フリーアナウンサー/ナレーター/朗読家の緒方桃子さん(元MBC南日本放送アナウンサー)は、現在各地で大人も子供も楽しめる朗読活動を実施中です。

『絶望オムライス』の内容を気に入っていただき、著者の神原月人さんと共同で朗読会を開催させていただく運びとなりました。

緒方桃子さんによる朗読、著者 神原月人さんとのミニトークを合わせて60分ほどのイベント後、神原さん、緒方さん両名への質疑応答や、神原さんのサイン会(ご要望があれば緒方さんとのダブルサインも可)を予定しております。

サイン会にご参加希望のお客様は当店にて対象書籍『絶望オムライス』(神原月人著/月と梟出版/税込1,760円)をご購入ください。イベント当日は会場でも販売いたします。
皆様のご参加をお待ち申しあげております。

〈神原月人さんコメント〉

『絶望オムライス』という物語は、題名こそ重苦しさに満ちていますが、中身はぜんぜん絶望ではありません。主人公の匠海は「殴る男」を父に持っており、食事の際、音を立てると父に殴られるから、匠海は「しょくじのじかん」が怖くて仕方がありませんでした。

思い出のオムライスを食べるときも、スプーンがお皿に擦れ、「かちゃん」と音がしてしまいます。動揺した匠海は「がちゃん」とスプーンを取り落としてしまいます。

匠海にとって、食事の音は恐怖そのものでした。かちゃん、がちゃん、と鳴った音が物語の終盤で、どう変化するか。「味」の描写だけでなく、「音」の描写にも配慮して小説を執筆しました。

このたび、貴重なご縁をいただき、朗読の題材にしていただけることとなりました。耳から味わうことによって、また新たな物語世界が広がることと思います。

ぜひ、ご一聴くださいませ。

〈緒方桃子さんコメント〉

『絶望オムライス』を読んで、神原さんの作品のファンになりました。
不遇な内容や重いエピソードも抱えているのに、全体で見ると爽やかで、恋模様も絶妙なライン。あと、料理がとてつもなく美味しそうです。香りや質感まで伝わってきます。
当日皆さまにこの作品をお届けできるのが楽しみです。
会場でお待ちしております!

【日時】2023年7月28日(金) 18:10開場 / 18:30開演
【会場】紀伊國屋書店新宿本店 3階アカデミック・ラウンジ

【参加方法】
無料でご観覧いただけるイベントです。サイン会にご参加いただけるお客様はイベント当日までに、当店にて対象書籍をご購入くださいませ。

◆着席でのご参加:Peatixより事前にご予約のうえ、イベント当日は会場にお越しください。

 ★ 申込~参加の手順 ★
①上記ページにて「着席参加」を申し込む
②会場受付にてPeatixのチケットを提示する

◆立ち見でのご参加:ご予約不要で、無料にてご観覧いただけます。
オープンスペースでの開催となりますので、ご予約なしのお客様も立ち見にてご観覧いただけます。

【登壇者プロフィール】
著者:神原 月人(かんばら つきひと)
東京都出身。『絶望オムライス』が第9回ネット小説大賞を受賞。
『しょーもな記』が第1回曲木賞を受賞。

朗読者:緒方 桃子(おがた ももこ)

緒方桃子

フリーアナウンサー/朗読家。鹿児島県に生まれ、幼少期よりミュージカル・ダンス・朗読に取り組む。
2011年NHK全国高校放送コンテスト・朗読部門優勝、翌年の春の選抜高校野球開閉会式の司会も務めた。早稲田大学卒業後、2017年-2022年南日本放送にてアナウンサーとして活動。退職後は拠点を東京に移し、各地での朗読会開催に加え、司会、ナレーションなどで幅広く活動中。

【ご案内】
着席ご予約のお客様の座席は自由席です。イベント当日は、開演時間までに3階アカデミック・ラウンジにご来場ください。集客の状況により、予告なく開場時間を早める場合がございます。
・イベント会場内では許可された以外の撮影・録音を固くお断りいたします。
・お客様のご都合や交通機関の遅延により時間に遅れた方や、係員の指示に従っていただけない場合は、イベントへのご参加をお断りする場合がございます。
・イベントの出演者・内容については急な変更等ある場合がございます。予めご了承ください。
・着席ご予約は定員になり次第、受付終了させていただきます。ご予約満数の場合は立ち見にてご観覧いただけます。なお、当サイトでの受付終了のご案内は遅れる場合がございます。予めご了承ください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?