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ダイエットが呪文にならないで


『ダイエットしないと!』と思ったことはありますか?

私がダイエットという言葉が、常に頭の片隅にいるようになったのは高校生くらいから。友達との会話で『太ったわ、痩せないと』『ダイエットしよー』という話題が出るようになってきたからだと思います。

特に深い意味もなく、スラっと痩せてるのが良いという価値観感がなんとなくありました。ファッションを楽しむようになり、余計に細い方が良いが当たり前に。

20歳以降は、外食、お酒、旅行、不規則な生活リズムで、身体にとってはストレスフルな太るしかない状況。見た目も体重も増えていく一方で『ダイエットしないと!』が湧き出てきて、自分が嫌になることも増えました。手当たり次第にダイエット法を試すも、太った自分と向き合うのがストレスで続かず、、

そんな私ですが、色々と試しては変化のない時期から生活習慣が変わったことをきっかけに、意識改革をして1年で太った分10kgの減量に成功します。

そこから『食べると太るしなあ』と食がどんどん細くなりあまり食べられなくなると、今度は『このままいくと軽すぎないか』と心配になるほどどんどん痩せていきました。

結婚してからは親族のおばちゃま達に、『もっと太らないと赤ちゃん産めないよ』と毎回心配されるようになりましたが、心の中では細くなればなるほど嬉しい気持ちもあり、将来妊娠して太ることが怖くなってきてしまう始末。

体型のせいで着たい服を制限されることもないし、細くて羨ましがられることも増え『理想の体型』『そうなりたい』『どうしたらそんなに薄くなれるんですか?』と、インストラクターという職業柄、正直痩せている方が説得力が増す部分も多かったです。

だけど、『痩せてないと』もなかなかストレスなことです。


私自身もダイエットしないと=細くいたいという気持ちが強い方なので、痩せたい願望にはかなり共感できるタイプです。だけど、本当にただ細いことがベストなのでしょうか?

実は若い日本人女性の痩せすぎは、問題視されていて『運動習慣がなく食が細い女性は筋肉量が少なく、肥満と同じくらい糖尿病リスクがある』という研究結果もあるそう。

痩せすぎ(筋肉不足)のまま歳を重ねていくと、今は良くても年齢と共に不調が増していくことになるかもしれないのです。

太っていても痩せていても、色々リスクを言われる情報社会にはぐったりですね、、

無理な食事制限や、間違ったダイエット法のせいで不調に悩まされたり、リバウンドで逆に太ってしまったり、余計に自分にストレスを感じてしまったり、、ダイエットという言葉が呪文のように纏わりついてしまっている方も多いと感じています。

自分で自分の首をしめてしまう、そんな結果を望んでダイエットを始めたわけじゃないはず。

世の中の痩せている人優位なイメージはなかなか拭いきれませんが、ただ痩せていることより、自分だけの魅力と自信を纏って健康的な人の方が素敵だと思いませんか?

女性は毎月太りやすい時期、痩せやすい時期が交互に訪れたり、ホルモンバランスの変化によって自分ではコンロールできない心身の変化も付きものです。

ダイエット自体は悪いことではないですが『痩せたい』『ダイエットしないと』と今の自分に嫌悪してしまうのはつらいことです。私自身の経験からも、自分が自分を好きならそれより幸せなことはないなあ、と感じています。


せっかく自分磨きをするなら、
もっともっと自分の魅力に気付き、
愛せるようになってほしい。

結果だけじゃなく、その過程過程で自分を好きになれるのが、ご自愛ダイエットの醍醐味です。

『どんな自分が本当の理想?』『自分にとっての幸せは?』あなたが本当に欲しいものは何なのか、まずはぜひ自分と向き合ってみてほしいです。この答えを知っているのは、あなた自身だけです。


womens bodycare instructor
moon morn eri


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