ソール・ライター展に行ってきました

先日、ずっと楽しみにしていたソールライター展に行ってきました。

私にとっては昨年夏のエヴァ博覧会以来のヒカリエホール。都会のど真ん中ながら落ち着いていて、プロジェクションなども用いて、どっぷり作品に浸らせてくれる幸せな空間でした。

今回は平日の11:00〜行ったのですが、結構にぎわっていました。平日なので学生さんらしい女の子や、ご年配の方、お子さんも多くて小さい子も楽しんで見ている様子で微笑ましかったです。

写真が好きなんだなあという方も多くて、前回のソールライター展の話をしていたり、自前のカメラで作品を撮ったりする方もちらほら。

全て写真撮影OKで、動画はNGでした。

前半と後半でモノクロとカラーが半々くらいです。後半に行くにつれ、ソールライターらしい色に満ちた作品群が楽しめるようになっています。

前半がモノクロのみの部屋が続くので、「前回のソールライター展の方が良かった…」と残念がっている方もいましたが、続く部屋ではカラーもしっかり楽しめるのでご安心ください。

絵もちょこっとあり、ライターの色使いや画家としての感性を写真以外で楽しめるのもよかったです。

ライターの写真集は持っているんですが、絵は初めて見ました。かなり抽象的な絵が多くて、その分色使いが際立っていて絵も素敵でした。画家としての表現が写真にも生かされているんだなと感じました。

最後にスライドのプロジェクションがあって、暗い空間で静かにパチパチと作品が切り替わるんですが、永遠に眺めていられるような気がしました。椅子も用意されているので心ゆくまで眺められます。

美術館の展覧会よりも短めにさくっと見られるような分量で、私はどちらかというと見るのがやや早い方なのですが入場から45分でお土産まで見て出てきました(展示だけだと40分くらいです)。お土産も美術館ほど混雑している感じはなく、渋谷で1時間くらい時間が空いた時は立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

ソールライターの原点 ニューヨークの色は、渋谷ヒカリエ9FヒカリエホールAにて8/23(水)まで開催しています。この機会にぜひライターの美しい写真を見てみてください。

お土産は本展限定のA5ファイル。猫が通りを見下ろしているような、絵のような美しい構図の写真です。使うのが楽しみ。


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