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身体の異変

こんばんはmakoです。
もう3月も終わろうとしてますねっ…
早!
毎日が、もの凄い早さで終わる〜
桜もあちこちで咲いてるけど、入学式の頃には散りそうだよね。




身体の異変

社長の許可を得て4月から長野へ行く事が決まった。
まだ、この話は誰にも伝えてなかった。
先ずは母に話をした。
母は無関心に聞いていたが、私を自分勝手だと言い喧嘩になってしまった。
全てを話しする事は出来ないから、理解はされないのは仕方ない。が、自分勝手だと思われた感じは嫌だった。
確かに客観的に見れば、自分勝手だとは思う。
でも、もう限界だった。
母と喧嘩別れする形で帰り、彼にどう話すか考えていた。
あまり早く話しをしてしまうと、邪魔されるに違いないので、どのタイミングで話すか?
話す前に男友達に電話して、引っ越しの相談をし、少しだけ荷物の整理を始める事にした。
要らない物は捨てて、家具は置いて行く。
必要な服や身の回りの物をまとめて置いた。
ある程度の準備が出来たタイミングで、彼に話しをする事にした。
別れて欲しい。の言葉に彼は動揺していた。
もう、あと数日で長野へ行く事も伝え私の本気さを彼は、その時に知った。
彼は私の前で泣いて許して欲しい、別れたくないと子供が駄々をこねる様に懇願する。
もう無理だと伝えた。
何時間も話しだが、彼は全然納得しなかった。

丁度、今と同じ3月の終わりの話。

私は二十歳になっていた。

友達が誕生日と送別会を兼ねて集まってくれた。
友達に会うのは久しぶりで、解放された気持ちでいた。
彼は何も言わなかったが、快く思ってなかっただろう。
もう出て行く私に、何も言えなかったんだと思う。
夜中を過ぎて解散して、飲んでない男友達に送ってもらう。
少しドライブして帰ろうか。
そうだね、海に行こう。

まだ暗い海へ行き、わーっと叫んだ。
なんだか、モヤモヤしていた気持ちが少しだけ楽になった。
泣いたり笑ったり、走ったり寝転がり空を見上げた。
やっぱ、おまえおかしな奴だなぁ。
そう言えばさ、昔もこうやって空を見上げたよね。
だよな。
で、どの星から来たんだっけ?
そんなバカな話をしながら、時間が遅くなって帰ろうってなった時に、急にとてつもない不安に襲われて気分が悪くなった。
男友達に、具合が悪くなった事がバレない様に、普通を装い車に乗った。
どう説明すれば良いのか?
緊張感と不安が入り混じり、焦点が合ってない景色が遠のいていく。
ゆっくりと景色が回る。
私もアルコールは飲んでないのに…
向こう行っても頑張れよ。
うん、ありがと。
そう言って家の前で車を降りた。
部屋のドアを開ける前に緊張感があった。
どうか彼が寝ていて欲しい。
ドアを開け部屋に入った。
部屋は暗く、寝ている様子だと思いコタツで寝ようと思ってスイッチを入れた時、彼は怒った口調で私に何時だと思ってるんだよと起き出した。
彼は寝た振りをしていただけで起きて私の帰りを待っていた。
その瞬間、吐きそうになりトイレへ逃げ込む。
彼へのストレスで私は身体の異変が起きた。
気持ち悪さと身体がガタガタと震え、目眩がしていた。
もう声も聞きたくない。
顔も見たくない。
不安と緊張感が混じりあった感覚で、彼が何かを話しているけど何を話してるのか?
全く分からない。
とにかく寝たい。
眠りに付かせて欲しい。
そう言ってトイレから出た時に倒れ込んだ。

目が覚めるとベッドの上にいた。
一瞬、何でここで寝ているのか分からなかった。
あーそうか、具合が悪くなったんだっけ。と思い、彼を目で探した。
彼はコタツで寝ていた。


怒ってない。ただ心配してた。
そう彼は言った。
お願いだから、心配とかしないで。
もう私は、ここを出るんだから。
何故か冷静に私は彼に言う。
あんなに不安と緊張感で具合が悪かったのに、起きたら何でもない。
しかも、冷静にになって話しをする自分に驚いていた。
昨夜は何だったんだろ?
明日は、ここを出る。そう思った瞬間に気持ちが切り替わったんだと思う。
彼は午後に仕事へ行って、私は荷物を全てまとめた。

翌日、男友達が迎えに来てくれ、少ない荷物を車に積んでくれた。
彼は、何も言わずただ私達を見ている。
じゃ。
それ以上の言葉が見つからず、ドアを閉め男友達の車に乗り込んだ。

やっと解放されるんだと思うと、私はほっとしていた。
長野まで行く前に、もう1人友達を乗せて行くので、その友達の家に寄る予定になっていた。
その友達は、高校の時に家出し私と銭湯に行って学校を先に辞めた子。
もう結婚もして子供もいた。
その旦那が一緒に行ってくれる事になっていた。
皆んなで少し話をしていた時、なぜか彼が来た!?
何?
何で?
どうやら、私達が車に乗る前に話をしていたのを、こっそりと聞いていた様だ。
何時に○○の家に行く事になっている。との会話から察して、ここに来た様だった。
何度か一緒に、ここへ来た事があったので場所は知っていた。
友達達は、私が長野へ行く理由を知らない。
ただ仕事で行くと、思っていた。




自愛から慈愛
今日もありがと💕










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