見出し画像

推しとわたしとサッカーと。〜2023年まとめ〜

こんばんは。
2023年ももうすぐ終わりを迎えます。
みなさんにとって、どんな一年でしたか?
今回は自分自身の一年を振り返る回にしたいと思います。

先に、自分のことを話しましょう。
知らない人も多いと思うし、むしろ話さなくてもいいことですけど、わたしとしては"こういう人もいる"ということをどこかで留めてくれたら嬉しいな、という思いで書きます。

さかのぼること3年前、仕事の人間関係に悩んでうつ病を発症しました。
心の病は自分にも他人にも見えないし、言いにくいもので、どこで誰に相談したらいいか分からず、かなり塞ぎ込んでいたことを覚えています。
仕事に行きたくないと思い始め、朝起きたくなくなって、職場との関わりを完全に断ちたいと思って、休むと連絡するのさえもやめてしまいました。泣きながら親に"仕事に行きたくないから職場に電話してほしい"と訴え、そこでやっと自分だけではどうにもならないと思い、病院に行くことができました。
そこから数ヶ月仕事から離れ、一度復職するのですが、復帰したあとも自分が休むきっかけとなった人と同じ部署になりました。担当は違うといえど、やっぱりトラウマや苦手意識は消えず、フルタイムの復帰まであと少し、というところでまた休んでしまいました。
復帰と休職の繰り返し。それでも今年の4月、まずは午前中だけの勤務で、新しく覚えることが少ない部署で、苦手な人がいない状態で仕事に復帰しました。
やっぱり自分ができることを毎日積み重ねることが少しずつ自信に変わっていって、できることも増えていって、今までに感じたことがないくらい仕事にやりがいを感じました。
そして、9月下旬には周りと同じように、定時まで仕事をするようになりました。
仕事に戻ったから治ったわけではなく、ちょっとしたことで嫌な記憶はフラッシュバックすることもあるし、まだ病院にも通っています。

うつは人によっていろんな症状があります。
頭痛、腹痛、吐き気、不眠、過食や少食、やる気が起きない、耳鳴り、ほんとに様々です。
罹ったばかりの頃は、医者から渡されるチェックシート(どういう症状があるか)全てにマークをしなければいけないくらい、気持ちも体もボロボロで、さっき書いたこと以外の症状もありました。
だから、よくここまで戻れたなと思っています。

スタジアムにいるときや普段の雰囲気から、こういう人だと絶対に感じ取れない部分だと思って書きました。

わたしは強くない。

強く見せようと思って、トゲで自分を守っていただけです。

それでも、これからも変わらずに接してくださったら嬉しいですし、そういう人はわたしも大切にしたいと思います。

暗い話はもう終わり👋🏻
ちょっと推しの話でもしましょうか…🦒

---------------✂︎---------------

わたしがこんな感じなので、推しからたくさん元気をもらいました。
サッカーでの活躍は、プレーから十分に伝わったんじゃないかな。あまり詳しくは書けないけど、コンディションが良くないときもあったのに、ほんとによく頑張ってるって思ってました。
ピッチ外での活動も今年は積極的にやっていたみたいで。チームのために、と何事もまっすぐに取り組む姿はいつしかわたしの原動力にもなっていました。ピッチの外での活動は、大きく取り上げられることもないから知らないことの方が多いけど、街で見かけた方や実際に営業に訪れた店舗の方から、たくさんお褒めの言葉をいただいて嬉しかったです。

やっと名前を出しますが、ヨメは負けた試合で自分もピッチを蹴るくらい悔しかったはずなのに、倒れ込んだ仲間の元に駆け寄ってくれたり、"ありがとう"の一言を伝えるためだけにバスを降りてきてくれたり、根がすごく優しいんです。
見た目、ちょっと怖そうに見えません?笑
わたしはそう思ってました。笑笑
本人を前にして初めて話したとき、いわゆる塩対応なのかなって思ってたんだけど、すごく腰が低くて丁寧で。今も変わらないし、むしろもっと柔らかくなって少しカドが取れたのかなって思うくらいです。
素敵なエピソードがたくさんあるから、話したいなぁと思うけど、自分の中にしまっておきたいなぁっていうこともあって、なかなか選べません。
なので、先に書いた"ありがとう"を言うためにバスを降りてきてくれたことを少し詳しく書きましょう。

今シーズン、一度だけボランティアをした試合がありました。撤収をしているときに、たまたまヨメが通りかかって、隣で一緒に活動していた彼氏くんが名前を呼んだんです。でも、そのあとも片付けは続けないといけないので、わたしたちすぐにその場からいなくなりました。
片付けが落ち着いた頃、スタッフさんや周りのボランティアスタッフさんから

「みづきちゃん、ヨメが探してる」と。

てっきりもう帰ってるものだと思っていたので驚きました。
探してくれているのに何も言わないのも申し訳ないので、彼氏と2人、スタッフさんの誘導のもと(ここ結構大事、笑)ファンサのエリアまで走りました。
走っている途中でバスが動き出しているのが見えたのですが、バスはそこで止まりました。
そして、ヨメがバスからわざわざ降りてきて

「来てくれてありがとうございました。またお願いします」

と、言って握手をしてくれました。

早く帰りたい選手もいただろうに、バスを止めてしまった申し訳なさと、夏の暑い日だったので、汗でベタベタなのに握手をしてくれたことの申し訳なさと、とにかく"ごめん!"ってそのときは思ってました。(バス止めちゃったじゃん!なんで声かけたの!ってそのあと彼氏くんには指導を入れたのでした。)

でも、振り返ってみれば、あれはヨメにしかできません。
少し自意識過剰なことを書きますが、わたしと彼氏くんのことを認識していなければ、わざわざバスを降りてお礼なんて伝えないと思うんです。これはファンサじゃなく、真心。本当にそう思ってなかったらできないことです。エピソードと共に、自慢しておきます。これがわたしの推しです。

個サポとして奈良に行って、いろんな人と出会っていろんなことを学び、吸収しました。それでも、人と関わるっていいことばかりではありません。嫌な思いもしたし、わたしが行くことで嫌な思いをする人もいたんだろうなって思ってます。
自分が嫌な思いをするのは構いません。ただ、推しを傷つけるようなことをしたら、わたしは一切許さないし、一生憎みます。推しのことは何がなんでも守りたいし、何があっても味方でありたい、そのくらい大好きな存在です。

サッカーを続けるなら追いかけていくし、辞めるならそれはそれで。どこにいても、後ろからそっと背中を押してあげるだけです。

自分のインスタに書いた言葉をそのまま使いますが、ここまで腐らずに努力してきて、素敵な仲間に恵まれて、サポーターや奈良クラブを取り巻く人たちにたくさん愛されたことは間違いないです。

わたしはそんなヨメを誇りに思ってます。

しつこい!って思われても、わたしは追っかけます。大好きなその背中を、ずっと。

---------------✂︎---------------

読んでいただき、ありがとうございました。
今年もたくさんお世話になりました。
またお会いすることがあれば、来年もよろしくお願いします🙇🏻‍♀️