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生きている、という奇跡


ここ数日、目まぐるしく時間が過ぎ去っていく。
気付けばもう12月も残り2/3しかなくて、今年を振り返る余裕もない。

そもそも、1年を振り返らなければいけないとも考えてはいないのだが、何よりも最近は命の繋がり、今日も生きているという奇跡について、間があると考えている気がするので、このあたりで少し言語化しておこうと思う。

忙しさのせいなのか、体質的にそうなってしまったのかはわからないけれど、またしても気を付けなければ体重が減ってしまう。意識的にカロリーを摂取しなければ、あっという間に体重は危険値を示してくる。

昨日まで元気でも、明日がそうとは限らなくて、お昼まで元気でも、夕方までそうであるとは限らない。命とは有限で、いつか必ず終わりが来る。

人は苦しむために生きてきたわけでも、生きていくわけでもなくて、生きていく中でそりゃもちろん苦しみも悩みも葛藤も感じるけれど、それもすべて自分の中に吸収されて、また新たな自分が形成されていく。

考え方や感じ方だって、ずっと同じものなはずがない。
「変わらずにいる」ということはそれほどに有り難いことであり、逆に言えば「変われる」ということに希望を抱いてもよいのである。

いくら年月が経とうと、変わらないものもある。久しぶりに会ったとき、あの頃と同じように戻れるなんていうのはそういうことだと思うし、年月が経ったからこそ、あの頃よりも少し強くなった自分で居ることも出来る。

たとえ、私なんて何も出来ない…と感じていても、他の誰かにとってそれはそうではないかもしれないし、自分だけのモノサシで物事を測るのは少々もったいない気がするのだ。

生きていくには糧も必要。楽しみがあるから山も谷も乗り越えられる。一人では難しくても、ちょっと俯瞰で見てみれば誰かがそっとそばで見守っていてくれるかもしれないし、実はこっそり守っていてくれているかもしれない。

とにかく、今出来ることは全力で。思ったことはきちんと言葉にして。出来ることなら、後回しにすることは最小限に抑えて日々を過ごしたい。



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