恵比寿のギャラリーで行われたStay with Art に出かける。駅からの道すがらちょうど雨が降ってきて、同行者Tのてろんとした素材のワイドパンツの裾がしとどに濡れ、気の毒なことに。彼女の素敵なサンダルも、すっかり濡れそぼってしまっていた。 12分ほど歩いて角地に立つギャラリーに到着。変形のビルに、黒のフレームで縁取られた透明ガラスの大きな扉が嵌っている。ドアの向こうに作品を眺める先客や、その足元に佇む植物の緑が見え、期待が高まってくる。 大きな扉をぐぐると、まずは四方
たいてい3色ほどに収まるのだが、最近はクローゼットを開けると、かすかに光沢のあるベージュと白、黒の服ばかりが並んでいる。ベージュの少しの艶のおかげで、黒の服が地味になり過ぎに済んでいる。 ある日仕事場で、やはり少し光沢のあるイエローベージュのニットに、柔らかな革とニット地の異素材を合わせたクリーム色のスカートを履き、靴までベージュにしていたら、うわ、裸かと思った、という軽口が聞こえた。 こう書くと品がなさそうだが、声の主は決してそんな人ではない。ちょっとだけ何かが気になる
所用があって新宿へ行ったところ、偶然ピエール・ジャンヌレの家具の展示に出くわす。以前からその椅子を実際に見てみたいと思っていたので、うれしくなりしばらく時間を過ごした。 この建築家の椅子は感覚的に好きというだけだったけれども、なんとなく親しみやすさを感じていたのは、インドの職人による工芸品でもあるという説明で納得。 チーク材とラタンを組み合わせた椅子は堅牢に見えるか、重厚過ぎず、素朴な味わいもある。アームチェア「PH29」と、奥にそれを捉えたポスターを配した展示が好まし
温度計の目盛りが25度を示すことも珍しくなくなり、それと共に服の袖が短くなってくると、ブレスレットをしたくなる。 冬、厚手のセーターの袖に太いバングルをはめるのもいいが、半袖になる季節には、手首や腕が心もとなくなる分、やはりブレスレットをつけたい。 写真の二つは、ソウルの漢南洞の店で見つけたもの。静かな裏通りに立つこの店は、漢南洞に行くとウインドウをのぞく店の一つ。柔らかなゴールドで作られた細身のブレスレットは軽く、重ねてつけても時計を傷めることがない。 今年はどちら
就寝前の少しの時間、好きな音楽を低くかけてゆっくりするのが楽しみ。一日中モニターの前に座っていた日はなおさら。小さな、でも低音が心地よいスピーカーが奏でる、なだらかにうねるような音が、ぎしぎしになった体を緩めてくれる。 少し前にiPhoneを買い替えたので、旧型はもっぱらSpotify専用端末になった。加えたばかりの cereal mag のプレイリストに好みの曲が並んでいるので、眠りにつく時間がつい遅くなってしまう。 #playlist #bose #cerealm
