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【バリ島】オゴオゴを見てみた    

バリ島に2か月間にわたり留学してました。
その間の記録を少しずつ纏めたく思います。

初回は、オゴオゴの見学です。オゴオゴとは悪鬼を形どったハリボテ状の巨大人形です。町内会単位で若い男性らにより作成され、夜間にバリ各地でパレードが実施されます。悪霊浄化の目的です。地区によってはオゴオゴのコンテストも実施され、優勝チームには賞金が贈呈されます。

オゴオゴは、
①パレード前の展示(デンパサール地区)
②パレード(サヌール地区)
の際に目撃することができました。

①の展示から列挙します。

タコ! パレード時には、これを御神輿に載せて皆で運びます。
主な材質は紙、竹、発泡スチロールなど
装飾類も細かい
爪も細かい
輪切りの柑橘類も使用されている
中段部に水槽!?が設置されている。小魚も泳いでいた。
こうゆうデザインの着想はどこから湧いてくるだろうか
このオゴオゴがデンパサール地区で優勝してました。てっきり前述の水槽組込み型が優勝すると思ってたのですが、違いました。
子供の部もあり

以上が展示会場の写真です。
以下は、パレード当日(3月21日)の模様です。

パレード当日はバリ島のあちこちでオゴオゴが練り歩きます。私はサヌール地区で見学。上述の展示オゴオゴとは地区が異なるので、登場するオゴオゴも異なります。20時ごろから始まり、23時半ごろに終了。

竹棒で電線を上げてオゴオゴと接触しないようにするスタッフも同行


左方人型の頭部が動いていた。近年では可動式のオゴオゴも珍しくないという
GANTZに出てきそう
アクシデント?で倒れてしまった一体


タコ!

それぞれのオゴオゴにはテーマがあるようで、インドネシア語で説明されていたが聞き取れず……。パレード後にオゴオゴは焼却され、浄化完了となります。

会場の難点といえば、路上喫煙が凄まじくタバコの臭いが蔓延していたことだ。観客はもちろん、喫煙しながらオゴオゴを担いでいる若者もいました。

おまけ
パレードの翌々日に別地区で撮影。
一時的にコンビニの前に置かれているようです。

今回のオゴオゴのパレードはコロナの影響で3年ぶり(一部地区を除く)だったらしく、大盛況でした。見応えありました。
オゴオゴ見たくて留学時期を合わせたので、その甲斐がありました。

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