「地図が広がる時」
いつもご覧いただきありがとうございます ☽✩
射手座の新月を迎えた本日は、Pagan Otherworlds Tarot + Pagan Playing Cards と一緒にリーディングしてみました。
始まりや切り替わりの時間にあって、そこに用意されているのは「まっさらなキャンバス」ではなくて、下に「幾重にも色が塗り重ねられた画布」である、と感じました。記憶の中の「懐かしい色」を探りながら、塗りつけたり、拭き取ったり、削ったりしていく。
カードたちが紡ぎ出す物語から、何かしらメッセージを受け取っていただけたら嬉しいです ☽✩
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「既知」のところと「未知」のところが、限りなく近くなる時間。そんな特別な空間に、私たちは今、招待されているのかもしれません。
そこは、私たちがいつか「未来」に向けて描き出した「自分らしさ」の姿や景色を再確認させてくれる、そんな場所なのでしょう。
自分が「自分」である、という確認項目を、現在を下敷きに「未知のもの」に見出すこと。そこから、自分と外側(世界・社会)との関係性、連続性を再び感じとること。
月が私たちに見せてくれる表情に合わせて、自分がいる「現在地」を未来の方向から再確認する時、きっと私たちは、「未知」であるはずのものに、どこか「ほっ」とさせられるような「懐かしさ」を感じるのかもしれない。そして、その「繋がっている」という感覚は、次のステージへと歩みを進める私たちの不安を、ちょっと軽くしてくれているのかもしれない、と、そんな風に思うことがあります。
もしかしたら、あまりに強く握りしめていたがために、手の中で「グシャ」っと小さくなっていた「地図」。
いつか見た、未来の「景色」や「自分の姿」が授けてくれる「勇気」が不安や怖れをうわまわる時、その「地図」はきっとシワを伸ばして広がりを取り戻し、再び「自分のための扉」をその上にはっきりと浮かび上がらせるのだと思うのです。
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お付き合いくださってありがとうございました。
皆さまにとって素敵な新月時間になりますようお祈りしています ☽✩
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