沼の出口
Tau に至る
「十字架」を意味するこの径は展開された立方体であり、
折り込まれていた時には見えなかった、隠された7番目の面の存在を伝えている。
そして、そこにはこの物質世界で生きていくための「魂の意志」が書かれている。
旅の始まりと終わりは一つであり、
自分こそが「自身の源」であることを発見して輪を閉じるのだけれど、
その「閉じ目」が更なる未知の世界への扉となっていることを今はもう知っている。
束の間の安堵と未知なるものへの不安。
知らないものへの「怖れ」は、未来においてはそっと「自信」に置き換わっているだろう、ということも知っている。
そして、それが次の一歩を踏み出す「勇気」になることも。
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沼の出口が見えました。笑
もう少し居たいけれど、出ようかと思います。
トート・タロットの沼は思っていたより温くて優しくて。
今までかき集めた道具を持って迷路に挑んだのだけれど、
出口を目指すどころか、その中で座り込んで本を読み始めてしまったような。
道すがら拾った蓮根で、今夜は蓮のきんぴら作ろうと思います。
Moon Garden