ImperialHalは同じ安置での動き方を忘れない
ふと昨日のALGSを見ていて気付いたことをさらっと書きます。
題名はハルにしていますが、基本的にIGLは経験した安置は忘れないでいることが多いです。勝ったにしろやらかしたにしろ覚えていれば次に同じ安置に遭遇した時に、初めて遭遇した時よりもいい動きが出来ます
。
この前置きを前提にまずは今回のALGSの4試合目をご覧ください。(開始位置設定してます)
英語なので分からないと思いますが、ハルが最初にピンを刺した場所とヴァルウルトで飛んだあとのコールの速さ、その後のマップ右上にいるNRG(sweetが在籍する有名チーム、この時もポイント上位)を倒そうとする動きに注目して見てください。
次にALGSスプリット1プレイオフ前の最後のスクリム1試合目をご覧ください。(開始位置設定してます)
多分見れば気づいたと思いますが、ハルは経験した安置での動きを忘れていないんです。
このヴァルウルトで飛んだ際に、ヴァルのパッシブでまだ右の方に何部隊いるか映っていないのにもかかわらず最初のピン通り即左上に降りる決断をしているのは、あらかじめラバシティで索敵してマップ右上に部隊がいることが分かっており、左上が動き出しとして強いことを知っていたからです。
そして、RepsとVerhulstにハルはマップ上をポジション取りするようにコールしました。すると…
この画像では分かりにくいですが、NRGも同じように右上から走ってRepsたちのいる上のポジションを取りに来ました。結果として僅差でTSMが敗北しました。ハルが一緒に行かなかったのは、NRGが嫌がる角度から射線を通してヘイトを買うためです。
上の岩さえ取れれば恐らくTSMが勝てましたが、取りに行ったVerhulstがバッテリーを巻いている間に、NRGのNafenが上の岩を取り返して一方的に撃たれることとなりました。
一応RepsのジブウルトがあればNRGにドームを使わせるか思いっきり引かせるかの2択を迫れたので、ジブウルトが数秒早く間に合わなかったのも敗因の1つでした。
スクリムの方でも岩ではありませんが、強いポジションであり意識が行きやすいマップ上の方向に2人を行かせ、ハルが下から射線を通し勝利しています。
ちなみにNRGのsweetも基本的にはすべての大会やスクリムは見返して知識を得ているようなことを以前配信で言っていました。
TSMとNRGの戦闘は言い換えれば、NA2大IGLであるImperialHalとsweetのIGL対決でもあり、判断のわずかな差で勝敗が決着するのは見ていてなんというか震えますね!
言いたいことは前置きに書いたのでこれで記事は終わりです。
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