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随想

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想いのままに
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2020年6月の記事一覧

花巡り − 春から初夏

毎日外回りの仕事をしながら、ときどき撮った写真です。 4月この玄関先のマーガレットは本当に美しい。一部分を拡大しました。よく見ると花一つ一つ微妙に色が違っているのです。写真より実物のほうがグラデーションがきれいで、パステル色とはこのことと思えるほどです。 たまに、クラシック曲のピアノを弾いている音が家から聞こえます。 5月この草、わたしは雑草と思っているけれど、どことなく可愛らしい。 あちこちの玄関先にもよく咲いていて、除草されずそのままアクセサリのように置かれています。

自己紹介

竹の宮▶今日は竹の宮さん本人の自己紹介をしてくれるということで、インタビューにやって来ました。  早速いってみましょう。こんにちは。 本人▶ああ、どうも、まあ、こちらにお掛けください。 竹▶どうも、はじめまして。立派な邸宅ですね。 本▶おいおい、何か勘違いしてないか?ここは、小さい喫茶店なんやで… 竹▶あっ、そういう設定でしたか。どうも、失礼しました。 本▶打ち合わせ通りやってください。 竹▶はいはい、かしこまりました。えー、早速ですが、本名は? 本▶あほか、そんなん言うわけ

世界の音楽

今はウェブで世界中の情報を手軽に見たり聴いたりできるけれども、わたしの若い頃はまだパソコンのない時代だった。そんな時代に「世界の民族音楽」というラジオ番組があった。小泉文夫さんという民族音楽の学者が担当して話していた。毎週1回(30分間?)文字通り世界中の民族音楽が聴けた。 珍しい楽器も紹介されたが、ラジオなので実物が見られない。例えばハーディー・ガーディーという楽器、バイオリンに似たものと言うことは分かるが、実際どんな形でどう弾くのかよくわからない。だから、大学の図書館で

3ヶ月に思う

noteを始めて3ヶ月というバッジを貰った。 そこでダッシュボードをみる、月間のPV順位はこんな風に表示された。 1. 昨晩noteのダッシュボードをみると、Page Viewsが… 2. 画家 3. 詩人のシ 4. おとぎ話 言葉を失つた姫君 5. 偶然と必然 6. 孤愁のひと 7. 月を見る人 8. 言葉の感覚 9. 宵待草 10. 同じ想ひを抱くため 11. このごろ 12.13分50秒の変奏曲 一位のは、単なるつぶやき。何故こんなにPVが多いのか、写真が斬新なため

宵待草

“月見つつ  待てど暮らせど来ぬ人は  宵待草の 露の夢かな” 黄色い花を咲かせる待宵草(まつよいぐさ)は、しばしば月見草と呼ばれることがあります。しかし、本当の月見草はこちら(上の写真)、ただし、これは昼咲きの種類です。 上の歌は、勿論、竹久夢二の 待てど暮らせど 来ぬ人を 宵待草の遣る瀬なさ 今宵は月も出ぬさうな をもとに作った、いわば本歌取り、現代的にいうと、盗作、パチもん、コピーものということになります。でも、和歌(短歌)を始めようとするなら、本(もと)の歌の