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2021年1月24日(日)ダウン症の末っ子のこと

我が家の子どもは3人、末っ子はダウン症。現在9歳。特別支援学校の3年生。40を越えての出産なのに、主治医から出生前診断の「し」の字も言われなかったのは、長女と長男の間で4人流産していたからなのか。末っ子の最初の検診の時「良かったなあ。もちろん、生むんやろ?」とまで言われたしな(笑)ちなみに長男の時も検査のことは言われてない。不妊治療に力を入れている産院だったから、生む方優先だったんだろうか?

3人目の妊娠、実は、私の中では予想していなかった。2人目ですら40手前で体力の限界をすでに感じていたから。でも宿った命を無下にはできない・・・と同時にふと思ったこと。

「この子はなんか、上の2人とは違う感じで出てくる気がする。」

数時間の激痛に耐え、生まれた末っ子の真っ赤な顔を見た途端、私は膝ポンしたい気持ちになった。「こうきたか!」と。違う感じとは、これだったのか~と。末っ子はダウン症だと一目見てわかった。そうなのか~。がんばってこの世へ出てきたね~というのが最初の感想だった。

当時ブログやSNSへの投稿をしていたので(当時一緒に暮らしていた子父の仕事の手伝いも加味)末っ子のこともアップ。ダウン症って大変なん?みたいな見方を払拭したい気持ちもあった。ダウン症であろうとなかろうと子育てってあんまり変わらへんよ~、的な私の投稿を見て、あ、そうなんや、もうちょっと気楽に思っていいんや、ってダウン症児後輩ママさんたちに思ってもらえたらいいなあと思って。

言っても次男はやっぱり合併症の関係で、通院する回数が上の2人に比べて格段に多い。そして私は年々車に乗るのが億劫になって(いやもうむしろ避けてるw)公共交通機関に頼らざるを得ず、費用もかかるけれど、それはそれで、次男の社会的な自立の練習だと思って、前向きに考えてる。(そして、私のひきこもり解消にもなってるw)ダウン症っていう括りはなくてもいいのかもしれないけど、合っても別にいいんじゃないかって私は思う。遺伝子のレベルで淘汰される方が圧倒的に多いのに、そこを潜り抜けて生を受けたのだから、ダウン症という勲章として、誇らしくこの先も付けていったらいいのではとさえ、思う。

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