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小説

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【ショートショート】【短編小説】【掌編小説】【後書き】など。
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#創作

蒼とバラ【ショートショート】

「ねえ、秘密の話なんだけど。」 彼女の声がする。一瞬何処にいるのかと錯覚したが、確かにそ…

櫻ハナ
1年前
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明日が産まれる卵【掌編小説】

彼女には、護りたいと思う人がいました。 そして、彼女には、その護りたい人に希むことがあり…

櫻ハナ
2年前
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Ever after【短編小説】

その日は、天候に恵まれ、日は照るものの、暑くも寒くもなく、絶好の行楽日和だった。 窓を開…

櫻ハナ
3年前
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ショートストーリー「散り際の薔薇、傾き。」の真実について。

「散り際の薔薇、傾き。」というショートストーリーを執筆しました。 執筆と言っても、短いの…

櫻ハナ
3年前
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散り際の薔薇、傾き。【ショートストーリー】

「散り際の薔薇、傾き。」は、星月リアさんの作品、「僕の薔薇が咲く日まで」の約半世紀後を舞…

櫻ハナ
3年前
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短編小説「& Love for」執筆を終えて。

初めに「& Love for」という短編小説を執筆しました。 この短編小説は、「ナイルの庭」とい…

櫻ハナ
3年前
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& Love for 【短編小説】

こちらの短編小説「& Love for」は「ナイルの庭」の6年後を舞台にし、その主人公、「晃」の「友人」であった、「翔」を主人公に置いた物語になっています。 運命と夏夜だというのに、ムシムシとした暑さ。どうにも嫌いな季節、真夏だ。翔は、様々な人間とネオンで賑やかな夜の歌舞伎町をフラフラと歩いていた。汗がじっとりと不愉快だ。0時に勤務を終えて、歩ける距離の自宅に帰る道のり。 すると、路地裏から女の子と男が、揉めている様子が目に入った。そんなこと、この歌舞伎町では日常茶飯事だ

ポッキーゲームの功罪 【ショートショート】

俺はただ、その官能的な甘さのチョコレートの味が、もう嫌だった。 チョコレートの香りだけで…

櫻ハナ
3年前
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短編小説「ナイルの庭」執筆を終えて。

初めに「ナイルの庭」という短編小説を執筆しました。 小説、SS、等は沢山書いて来ましたが…

櫻ハナ
3年前
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ナイルの庭 【短編小説】

視線を感じたのは、東京駅の新幹線ホーム、その隣のホームからだったと思う。何となく感じた視…

櫻ハナ
3年前
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三日月と太陽は燃ゆるのか?【ショートショート】

ミカヅキの愛情ともかく、誰かに愛されたかった。誰でも良かった。愛してくれるなら。誰とでも…

櫻ハナ
3年前
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幸福についての尺度 【短編小説】

窓から朝の光が差し込んでいる。その光で、僕は目を覚ました。長野へ来てから、自然光で目覚め…

櫻ハナ
3年前
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