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「ムーンサイクルハイジーン」誕生物語(2)

前回から、ムーンサイクルハイジーンの誕生について書いています。

今回は、「ハイジーン」について。

「ムーンサイクル」と言えばほとんどの方が「月の満ち欠け」だとわかるかと思いますが、なぜその後に「ハイジーン」なのか?を今日はご説明しますね。


Heigiene(ハイジーン)とは、wikipediaにこうあります。

Hygiene is a series of practices performed to preserve health.

要するに、「健康を保つために行うこと」。

いわゆる「健康法」です。


なので、Moon Cycle Hygieneとは「月の満ち欠けの健康法」です。


ここで一つ、もしかしたらあまり一般的ではない話をします。

世の中で月の満ち欠けと言えば、暦にもある月の満ち欠けが一般的です。新月から上弦の月になり、そこから満月になって、そのまま下弦の月になってまた新月がくる。

目視してまん丸いお月さまだったら満月だし、上弦の月や下弦の月は三日月、なんて呼ばれます。


ムーンサイクルハイジーンでは、それとは別に、それぞれの方に月の満ち欠けがある、という考え方をしています。

ムーンサイクルハイジーンはインド占星術のホロスコープも使用するんですが、他の占星術と同じように、その方その方に太陽星座や月星座があります。

その、それぞれの方の月星座から見た今の月は、世の中では新月と言われているかもしれないけれど、その方にとっては新月じゃないかもしれない。

そして、世の中で例えば水瓶座の満月と言っている時に、星座の解釈とは別にその方にとってその満月はどんな意味がある満月なのか?という視点。

そんなところに着目して「心」と「体」の健康を保ちましょう、という概念です。


ムーンサイクルハイジーン誕生のきっかけとして、我が家の癒し担当・ローズ一家のピノの存在はとても大きいです。

ピノは、のほほんとした安定感のある子で、母犬ローズが理不尽なことをすると子供たちを代表して怒るような正義感溢れる男子です。

そのピノは、以前、けいれん発作を起こしていた時期がありました。

今は、ムーンサイクルハイジーンにも取り入れている方法を駆使しまして、もうけいれんを起こすことはないですが、ピノのホロスコープをじっくり研究したことがありまして。

その時に気づきました。

けいれんが起こっていたのは、ちょうど日蝕と月蝕の間だったんですが、その時の月の位置は、ピノにとってかなり特別だったこと。

月がそこまで影響しない子もいるとは思うんですが、ピノの場合はその繊細さが故に月が自身に大きく影響する。

そんな気づきをもらったのでした。


これは一例ですが、もし、そのことを事前に知っていれば、日頃のケアも更に念入りにできるだろうし、何より「心の準備」ができると思っています。

何が辛いって、あのけいれん発作を見ている方も辛い。

もちろん、本人も辛い。

そしてピノは、発作が落ち着くと、「おばば、僕大変になっちゃってごめんね」と言います。

言う、というより目で語りかけます。そんな体験もまた、アニマルコミュニケーションをする際の礎(いしずえ)となっています。


ということで、今日はムーンサイクルハイジーンの「ハイジーン」についてご説明しました。

次回は、果たしてムーンサイクルハイジーンで何ができるの?をお話しします。


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