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2023年3月21日、春分

ムーンサイクルハイジーン主宰の安藤愛です。

占星術的には春分が一年の始まり。
今日はその春分についてまとめます。

今年の春分は、3月21日です。
春分とは、太陽が春分点を通過するタイミング。

春分点は、赤経0度、かつ黄経0度なので、天文学的にはとても重要な点です。

これは、「春分点 どこ」で調べれば色々なところに書いてありますが、紀元前2世紀ごろは春分点は、牡羊座にあったが、現在は魚座に移動しています。

移動?と思うかもしれませんが、ご存知の通り、地球は歳差運動をしていますから、身近なところで言うとうるう年で調整するわけですが、何万年もかけて春分点は移動していきます。

占星術が生まれた頃なのか、一般的になってきた頃なのかは、牡牛座にあったのですが、それが移動して今は魚座にある。

なので、本当の春分点で一年を見るのであれば、魚座でみた方がいいとは思うのですが、世の中的には春分=牡羊座!ってことになってますね。

どれをどう採用するかはその方次第だと思うんですが、私は、実際の天体を反映したホロスコープを使う方がより現実的だと思うので、サイデリアル方式を採用しています。

そのサイデリアル方式で算出した春分のホロスコープがこちら。

2023年春分

左上の水色がかってる部分が魚座です。
そこにSu=太陽があります。

ぱっと見ですが、、、
2室に惑星が固まっていて、12室に土星と月がコンジャンクション。
これだけで… まぁあまりポジティブな感じではないのがわかる。

惑星の下に書いてある度数は経度なんですが、牡羊座にある金星とラーフはほぼ同じ。そして、調べると赤緯もかなり近い。

そして、双子座にある火星ですが、調べると結構、弱い。
凶星が弱いので、凶星の悪い部分が悪く出るとも読めますが、4室にあるので…そこまで悪くはないかなぁ。2室、9室支配。悪い部分が弱まることもあるかも?

ここ数年は激動でした。その建て直しにもう少し時間はかかりそうですね。


トロピカル方式を採用している西洋占星術だとちょっと違和感を感じる…という方は、もしかしたら、実際の天体の動きを自然にキャッチしている繊細な方なのかもしれません。

一度、サイデリアル方式を採用しているインド占星術や、そこから発展していった四柱推命で鑑定されるとしっくりくるかもしれません。

Moon Cycle Hygiene


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