【警告】こんまりメソッドの罠【汚部屋住人注意】

さて、大掃除の時期になると片づけ本を参考に部屋の片づけをする人が出てくると思うけど、こんまりこと近藤麻理恵さんの本は『そもそも片付け方の基礎ができている普通の部屋の住人が、より洗練された空間を目指して読む本』

であり、『どこに何をどう片付ければ部屋が使いやすく、かつ整理整頓された状態になるのか皆目見当がつかない汚部屋住人』がこんまりさんの本を参考に闇雲に片づけに挑戦すると大変なことになる。

ちなみにあたしは先祖代々汚屋敷暮らしの筋金入りの汚部屋住人なわけだが、以前汚部屋脱出を目指してこんまりメソッドに則り『ときめく』『ときめかない』だけを参考にして取捨選択した結果、舞台衣装とお気に入りのコレクターズアイテム以外は部屋に何も無くなってしまった。

仕事道具や防寒具や日用品を『ときめかない』からとそれはそれは気持ちよく景気良くウッキウキで盛大に捨てて、生活がままならなくなって途方に暮れるという大火傷をやらかした。

今夜食べるご飯をよそうしゃもじも今夜歯を磨く歯ブラシも無く、明日仕事に着ていく服すら無いわけだからもはや生活以前の問題だ。

正直汚部屋住人レベルの人間がこんまりメソッドやったら、たぶんあたしと似たりよったりの結果になる。

こんまりさんが悪いわけじゃなく100%あたしが悪いことなんだが、片付け方の基礎がなっていない人間がうっかりこんまりメソッドに手を出すと危ないという警告だけはしておきたい。

同じ失敗しそうな汚部屋住人が少なくとも日本に1000人くらいは居そうだから警告しとく。

こんまりさんの本は『普通の部屋』になってから読みなさい、と。自分への戒めも込めてここに記しておく。

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