美しさ。
子供ってのは、本当に凄くて。
友達の親戚の子供たちと遊んでいるときに、
友達がどれだけいるか?ってはなしになって、
ごみおじさんはこの三人しかいないよ(そのときその場にいた三人)などと適当にげらげら笑っていたら、
「じゃあ今日から友達が七人に増えたね」
(その子と、その子のお姉ちゃんと、猫二匹)
と、真剣に見つめられて、いうものだから。
おじさんは今日のことも覚えておこうと思ったのです。
そして、どうしても口うるさくなってしまう、親戚のおばさん感からは逃れられないとも思いました。
仕事柄、お姉ことばが癖になってしまっている、
とは別に(それも気をつけていかねば、と思っているところですが)。
遊ぶ?遊ぶなら、お片付けしてからね。
だとか。
でも、ちょっとだけ。
割と、最近話したはなしで、
人様に迷惑をかけずに成長してくれたら。
とかはもちろん、そうなんだけれど。
時には迷惑をかけたり(かけっぱなしの自戒も含めて)、
時には迷惑をかけられたり、
傷つけたり、傷つけられたり、
その塩梅、曖昧さのなかで、
時にはぶれたり、
時には振り切れてしまったり、
壊れたりしながら(自戒だな、完全に)、
生きてくんだな、といまは思う。
いろいろと精算している時期で、
占いでは12月にグレートコンジャクション、
水瓶座の時代に入る、って説があって、
いまはその混乱期にいるってやつ。
僕は水瓶座だからね。
藝術や美を司る星座。
→占いについては、タロットをはじめたいまは、
ちょっとだけ、距離感を取ってる。
それはまた別のはなし。
でも不意に、思い出した。
(脈絡はないです)
くるりに、男の子と女の子って歌があって、
ポータブルのCDプレーヤーで、ちょうどその曲が流れている、西武線練馬駅辺り。
小学校低学年の、男の子と女の子が数人乗り込んできて、
電車のシートの上で、
キャッキャと仲良く遊んでる光景を見ながら、
泣きそうになった20年前の昼下がり。
電車には光が差し込んでいて、
それはもう美しい光景だった。
いとおしさは、愛情は、時に、
懐かしさをともなう。
いつか見た風景や、流れ込んできた歌や、
交わされた会話の断片に、新しく色をつける。
また忘れられない美しさが、ひとつ。
もうちょっとだけがんばろう、そう思った。
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