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自己紹介

初めましての方は初めまして、そうでない方も初めまして。藍と申します。ここでお会いできたのも何かのご縁、どうぞお見知りおきくださいませ。

【前回までのあらすじ:記事を書き始めた理由と目的】
https://note.com/moon_sing_ran/n/n069bf02c5e86

不定期に有志と『青空ディスカッション』なるものを行っておりまして、これが毎度なかなかにトンチキで愉快な代物となっております。せっかくですのでnoteで記事を書いてしまいましょう! となるまでの経緯が少々長くなりすぎまして、自己紹介文だけ移植したのがこちらになっております。



■昔好きだった本の話

・小学生時代のお話

元来人と関わるのが苦手な性格が災いし、小学生時代は本が友達のクラスに1人はいるような根暗オタクです。当時は年間100冊以上の本を読んでいました。
当時好きだった本はJ.K.ローリング氏の『ハリー・ポッター』、星新一氏の『星新一のショートショート』、青い鳥文庫は特にはやみねかおる氏の『夢水清志郎』、あさのあつこ氏の『バッテリー』、結城光流氏の『少年陰陽師』、そして忘れてはいけない上橋菜穂子氏の『守り人』。小学校の図書館には思い出が多すぎて、上げ始めたらきりがありません。


・中学生時代のお話

中学に上がっても図書館通いは変わらず、しかし当時それなりに強豪だった吹奏楽部に所属しておりましたので、なかなかに長い部活動時間のせいで頻度は少々減りました。それでも年間50冊ほどは読んでいたのではないでしょうか。
当時好きだった本は上橋菜穂子氏の『獣の奏者』、あさのあつこ氏の『No.6』、森絵都氏の『カラフル』『DIVE!』、石田衣良氏の『池袋ウェストゲートパーク』、東野圭吾氏の『探偵ガリレオ』など。今までは目についたものをとりあえず読んでいましたが、作者で選んで読む機会が増えたような気がします。
そういえば図書館に時雨沢恵一氏の『キノの旅』が入り、電撃文庫に出会ったのもこの頃でした。そしてこれこそが、正統派文学少女との別れの時でした。


・高校生時代のお話

高校に上がると雲行きが怪しくなります。高校の図書館にもやはり週1程度で通っていましたが、図書室の扉をくぐってまず目に入る棚に収まっていたのは電撃文庫のライトノベルでした。私が通っていた高校の図書館は、図書館に置く本を図書委員が決めることが多く、そして図書委員のほとんどがオタクだったのです。はい、落ちました。高校生時代、読んでいた本のほとんどがライトノベルでした。鎌池和馬氏の『とある魔術の禁書目録』、橋本紡氏の『半分の月がのぼる空』、竹宮ゆゆこ氏の『とらドラ!』、成田良悟氏の『デュラララ!!』『バッカーノ!』、週に1回5冊借りては1週間ですべて読み切り、また5冊借りる……というサイクルを送っていたため、上げ始めたら小学生時代以上にきりがありません。この話はこの辺りにしておきたく思います。
そしてとうとうこの頃に出会ってしまったのです。西尾維新氏と竜騎士07氏に。このご両人をご存じの方は察されたことでしょう。「あ、こいつ底なし沼に足を踏み入れたな」と。
このお二方は未だに私の創作活動に多大なる影響を及ぼしております。感謝と恨みの念の比率は6:4ぐらいです。


・大学生時代

実家を離れて一人暮らし。大学の図書館にあるのは専門的な本ばかりで、広くはない自宅にたくさんの本を置くわけにもいかない。図書館に通う習慣はこの時になくなりました。サークル活動とアルバイトと、そこそこの講義で文庫本を読む時間はほぼ消滅しました。今から思えば、近所に古本屋があったものですからそこで漫画ではなく文庫本の1冊でも買えばよかったのに、と。
ちなみに所属は工学部は機械科、研究分野はスーパーエンプラとカーボンナノファイバーの加工についてです。学問としての文学は一切学んでおりません。ですので議論の最中におかしなことを言っていてもそのあたりはご容赦ください。何分素人の一意見ですので。


・社会人~現在

会社勤めを始めてから数年は忙しさで、そして今はうつ状態のため本が読めない日々を送っております。なぜうつで本が読めないのかと申しますと、集中力がまるで続かないのです。そして話を覚えていられないのです。致命的です。
やっと読めた本と言えば、上橋菜穂子氏の『鹿の王』、森絵都氏の『蜜蜂と遠雷』、宮下奈都氏の『羊と鋼の森』、東野圭吾氏の『流星の絆』『ラプラスの魔女』『変身』あたりでしょうか。東野圭吾氏は最も尊敬する作家の1人ですが、彼の文章はとにかく読みやすいという点にいつも感服させられます。
長らく読書から遠ざかっていたため、今回の企画は大変ありがたいものでした。
こちらは文学活動とは言い難いですが、個人的に趣味でTRPG(主にCall of Cthulhu)のシナリオを書いております。そちらに対しての良い刺激になることも期待しております。



この自己紹介で何を申し上げたかったのかと言えば、私はかつて本が友達だった人間で、特に文学について何かしらの学があるというわけではないと言う事です。参加者もそれは同様です。
ですので作品や作者様についての事前調査はどれも不十分です。課題図書に選んでいるのはどれも名作ですので、世の文学者が先行研究をおこない論文を発表しているでしょうが、それらに目を通したことはありませんし、今後もその予定はありません。あくまで妄想を膨らませるラフな企画なのでございます。
ところで私は名作と呼ばれる素晴らしい小説を、少々の悪意を持って解釈するのが好きという大変趣味の悪い側面を持ち合わせております。その旨をご了承いただいたうえで、以降の記事もお読みいただけると幸いです。
当然のことですが、作品ならびに作者様におかれましては最大限の敬意をもって読ませていただき、課題とさせていただいております。当方にはそれらを誹謗中傷する意図は一切ございません。

ここまで大変長くなりましたが、縁があったら第1回『どんぐりと山猫』でお会いしましょう


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