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短歌

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短歌作品のまとめ
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#詩

短歌二首「マスク」

思ひ出はたしかに笑ひ合つたのに君の笑顔は白紙のまんま 幾たびも笑へど笑へど伝はらず眼だけ…

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短歌一首「手帖」

仕事中些末なことも書き出して いつしか三日の日記も超えたよ https://twitter.com/moon_gras

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短歌一首「冬や来ませる」

令和四年十一月二十九日  朝の日が昇るのもだいぶ遅れてくるようになった。家を出る時刻は変…

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短歌三首「冷え性の手」

何事もない空ばかり書き連らねけふも一条雲が綺麗だ 縁があればまた珈琲でも飲みませう丁度あ…

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短歌三首「秋も往にき」

秋の暮、冬のけはひを感ずる夜半に亡き人を偲びて詠める歌三首 吾が恋ふる峰も黄葉と照れ染ま…

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短歌連作三首「秋をふたぐ」

秋風がそろそろ冬を連れてきて 紅葉やひとつ道で果てるか 褪せてゆく紅葉思ひ出 止め処なく …

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短歌連作「どうか笑つて」

愉しげに酒飲み笑つたあの時に君は隣で見てゐたのかな 最果てに死があることを知りながら道を急がずたまには座ろ 死を選ぶ人が居るから生きてゐたい世を見人を見また文字を書け 言葉など却つて心が霞むものだつて優しい嘘があるから 死を選ぶ君を恨まずあの世では心置きなくどうか笑つて いまは亡き君に言葉をかけるならできれば生きてゐて欲しかつた

短歌五首「とある夏の暮れ」

かなかなと誰にむかつて啼いてるの 都会にそびえる一本の木で 煌々と居酒屋ともる裏路地を …

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短歌四首「名月を夜歩き」

黒々と色絶ゆる夜も中秋の 月の華咲く虫も涕す 月明り雲にすすきに降り積り 夜露か星か野にき…

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短歌連作「夏、濃く匂ふ」

白浪のやうに浮き立つ五月雲 児らの聲立つ夏や近づく 恋ふる人夢なら覚めね月影に 風と雲ゆけ…

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