言葉にすることの難しさ

こんにちは!今回は、【言葉にすることの難しさ】について語っていきたいと思います。


私は言葉の裏を読むのが苦手な上に気を遣いすぎる人種でして、そんなんだから想いを言葉にするのが健常者の方よりもとても苦手です汗
例えばこんな場面

弟や妹に無言でくっついてスリスリ
弟(ADHD多動型グレー)「殺すぞ?」
妹1号(学習障害型の発達障害)「うざい、離れろ」
妹2号(ADHD多動型限りなく黒のグレー)「お姉ちゃん、離れて欲しいかな……」

私の中では
弟……妹2人組が構ってくれない・甘えさせてくれないから構って欲しくてくっつく
なのに「殺すぞ」、怖い!
妹1号……大好き!甘えたい!くっついて離れたくない!
なんで離れなきゃいけないの?
妹2号……妹1号が構ってくれない・甘えさせてくれない、大好き!くっついてたい!
理由を知りたい!
でも言葉になるのはいつもこれだけ。

「なんで?」
「どうして?」

そう、自分がなぜ弟妹にくっついていたいかの説明が口から出ることが無いのです。家族ですらこのような感じなので、他人ではもっともっと拗れると思います。
そもそも言葉を口から放つことが苦手なのです。
どうしても【他の人が私の考えている事を全て知っている前提】で話を進めようとして、噛み合わなくなって、拗れていく気がします。【自分本位な言動】になってしまうのは、割とそういう考えが根本にあるからだと私は思います。



どうしたらいいのか?

では、どうしたらいいのか。答えは至ってシンプル。
【言葉にする訓練をすること】
です。これに限ります。私が主治医と話をしていてたどり着いたのは、やはりここです。
私は健常者の方よりもコミュニケーションが苦手……つまりは自分の中に向いている目線がものすごく強いんです。それを外に向けてあげる発言の訓練が必要になってきます。
例えばこんな感じ

相手「この書類は昨日までって言ったでしょ?何をやっているの!」
「申し訳ありません、もう良いですか、話したいことはそれだけですか、自分の業務に戻らせて下さい。
相手「あー、言葉が悪かったわ。まず逃げないで。怒っているけれども、起こったことはしょうがない。なんでこうなったか振り返ろう。」
「はい……。」
相手「まず、この書類はどれくらい重要そう?」
「すごく?」
相手「そう、そうだね。すごく重要。次に出さなきゃいけないのはいつまでだった?」
「昨日まで……?」
相手「そう、正解。昨日までだったね。どうしてかわかりそう?
「○日に会議があるから……?」
相手「そう、会議があるからその前に資料を見直す時間が必要だから昨日までだったの。」
「はい……。」
相手「どうして忘れちゃってたの?
「ドタバタ色んな仕事をしていたら忘れてました……。」
相手「次からはどうしたら忘れなさそう?
「カレンダーに予定を書いたり、メモ用紙に書いてパソコンに付けたり、目に見えるところへ置くこと……?」
相手「そう!大変よくできました!次回からそうできるようやっていこうね!

まず嫌なことだと実感したら逃走する癖を持ってます。そのため、逃げさせないようにしてください。
次にこどもへ諭すように接してください。大人への対応と同じように接するとますます悪化する可能性があります。
そして、原因究明と対策を考えさせましょう。1から順に追ってあげてください。大抵は言うための優先順位が分からないから口から出せないことが多いと思います。それだけ頭の中の考えがごちゃごちゃしています。一緒に整理してあげてください。
最後に褒めてあげてください。自己肯定感が低いことが多いです。つまりは、こどもです。褒めて大人へと成長させてあげてください。


こんな感じで【言葉にすることの難しさ】を語らせて頂きました。なぜこのような記事を書いたかと申しますと、誠に恥ずかしながら本日発作を起こしてしまいまして……それで思ったことを口にできないもどかしさ、なぜ言葉にできないのか考えてみたり、思い出したりしたことがあったので残してみた次第です。
健常者の方と似て異なる発達障害の【言葉にすることの難しさ】とある個人の視点・経験ではございますが、勉強になったら幸いです!
ここまでお読み頂き、ありがとうございました!

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