人と人、人と地域をつなぐビジネスクリエイター 山内陽子

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最近の記事

新しい風

かつて愛した長い巻き髪を切り落として、 鏡の中の自分に新たな挨拶をする。 その一切れが地に落ちるたびに、 新しい自我が息を吹き返す。 長い髪に隠れていた顔が明るく晴れやかに、 その目は未来に向けて輝きを増す。 髪を切るその瞬間、勇気の重さを知り、 切り捨てた髪と共に、過去も背後に落ちる。 この新しい短さが、風の感触を教えてくれる。 頬を撫でるそれは、自由への招待。 今までとは違う自分を探しに行く旅、 その第一歩がここから始まる。 勇敢

    • 『指』というテーマで…

      詩を書いてみようというお題が降りて来ました。 私のchatGPT4に、ヘバーデンの指のことを伝えて詩を書いてもらいました。 以下、詩『指』 指先は時間の輪郭を描く、 昔の夢、未来の希望をたどりながら。 それぞれの節には物語が宿り、 幾年月を重ねた証として膨らむ。 小さなしなやかな枝だった頃、 何を掴もうとしていたのだろう? どんな重さを支え、どんな痛みを知ったのだろう? 今はそれぞれの節が、愛おしい記憶のかたまり。 苦労と共に育てた花、 喜

      • 【自然エネルギーの活用について】

        そのこと自体はとても素晴らしいことだと思います。 2011年の東北の震災の傷はまだ癒えておらず、元通りの暮らしは望めるはずもなく。 その中にあって、代替エネルギー開発が加速していることは容認できる事実です。 しかし、それが人々の暮らしの中に突如として、建造物として現れることに疑問を感じています。 私の住む地域はとても風の強いところです。 そのような強風に耐えられずパネルが我が家を直撃することはもちろんあってはなりません。 いろいろな想定をしながら、すでに建設されて

        • 【ソーラーパネル建設計画その4】

          双方に正義があるのなら。。。 売りたい方の夢も叶える、パネル建設反対の夢も叶える 『win-winにすれば良いじゃない』 田んぼを売りたい方には売却益を そして田んぼを買って、田んぼを田んぼとして米・麦と今まで通り、耕作してくださる方は継続して「まだしばらく耕作はします」とおっしゃってくださっています。 しかしその方は田んぼを買う事はできないと… では誰か、農家やってらっしゃる方、買ってくれないかなあ 私? 我が家は先祖代々農家ではありません。 (かつて昭和初

          【双方に正義あり!?】

          そうなんです、売りたい方には売りたいなりの正義がある! でも、私には私の考える正義があるのです 単に反対しているわけではないのです このソーラーパネルの設置期間は20年 その後機材は完全撤収されます。 「じゃあ元に戻るんじゃないの?」 違うんです NO! からっからに干からびた土地は雑種地となり、2度とこの青々とした田んぼには戻らないのです。 「そんな土地を20年後の未来の子どもたちに残していいんですか?」 私たちの都合で、未来の子どもたちの食糧庫である田ん

          【ソーラーパネル建設計画その2】

          何とか計画を中止させたいと思った私は、いろいろな識者に相談しました。 その内容を元に、まず地域が反対しているという姿勢表明のために、反対署名を集めることにしました。 この地域は調整区域といい、農地の宅地転用が難しく、この場合のソーラーパネル建設についても、地区の総代さんや農業委員会の賛成がなければ許可されないということでしたので、まずそこに対する私たちの意思表示を始めたのです。 そして、地域住民の9割以上の方の署名を集めることができました。 しかし、署名をもらいに訪問

          ことのおこり

          こんにちは このページを作るきっかけになったお話をしていきたいと思います。 私の家は愛媛県松山市ののどかな田園地帯にあります。 事の起こりは2021年5月のある日、久谷の我家の目の前、東側に大規模ソーラーパネルが建つ計画が持ち上がったのです。 稲穂が風に揺れる景色を見て育った私は、なんとかその計画を阻止したいと思いました。