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私の音楽遍歴について紹介したが、そのうえでどうしても外せない曲が存在するので、こちらに補足という形で残しておこうと思う。
なぜ元記事に書かなかったかと言われると、これがアーティストではなく曲単発の思い出であったため、それから4200字超にこれ以上書き足す気力がなかったからである。
Star Guitar /The Chemical Brothers
私の「勝負曲」といえばこれになる。
気分が鬱々としたときや何となくやる気がないとき、頑張らないといけないときは雑にこの曲を聞くのが一番安定する。
この一曲が聞きたかった、ただそれだけなのに謎に気を回した父がシングル精選集みたいなCDを買ってくれて困惑した思い出がある。
どこでこの曲と出会ったか、正確な状況は覚えていないが、確かNHKで放送されていた「TECHNE」という映像系の番組じゃなかったかなと思っている(調べたら、「シンクロ」の回で取り扱われたようだ)。
結構この番組好きだったのになー。まあいいか。
そこで Star Guitar の MV を初めて見たわけだが、率直に言って衝撃を受けた。
まず、当時あまりMVに親しんでいなかった(私が積極的にMVを見始めるのはスマホを手にした高校生以降である)。次に、インスト音楽にもあまり触れてこなかった(この曲はちょっと歌ってるけど)。最後に、このMVで私は「音ハメ」という概念を知った。
初見ではこのMVの意図をくみ取るまで少し時間がかかってしまった。
だがその分、この動画に詰め込まれた制作者の遊びゴコロと執念に気づいた瞬間は、思わず鳥肌が立ってしまった。
どこでこんな発想を得たんだろう?
どうしてこれでMVを作ろうと思ったんだろう?
どんなふうに撮影して、どんなことを考えながら作ったんだろう?
制作の裏側を考えると、なんだかワクワクして仕方がないのでした。
おしまい。
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