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瀬場拓郎とヴァシリのVALHEIM北欧神話:11

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前回までのあらすじ
 海上でサーペントから辛くも逃れた瀬場拓郎は、クズ鉄を精錬して鉄を作り出すことに成功する。
 さらなる鉄を求める瀬場拓郎とヴァシリは、拠点を長老島の漁港へ移し、拠点を拡張していくのであった。

 おはようございまーす。

 さて、クズ鉄を求めて沼を漁る方針を固めたが、現状の装備では沼の恐ろしいモンスターに対してまだまだ心許ない。獲得した111個の鉄は鍛冶場のアップグレードなどで既にだいぶ使ってしまった。とても防具や武器に回す余裕はない。

 そこで我々は既存の青銅製アーマーや武器をアップグレードして対抗することにした。

 採掘じゃー!

 もちろん、インフラの建設も忘れてはいない。本日も皆さんに摩訶不思議な建築の世界をご覧に入れよう。

 よし、開通だ。

 スズを取りつくせ!

 もちろん、息抜きも忘れてはいない。だいぶ前に長老から買っておきながら、まったく使っていなかった釣り竿を使ってみる。

 取り合えず左クリックを長押ししてパワーを貯め―――

 20mと出た。飛距離だろうか。そのやけに具体的な数値をどう活用したらいいのか分からないまま、待つ。

 え? なんか適当に右クリックを押したらかかった。かかったよね? 魚が浮きにくっ付いてるし。

 とりあえず右クリックでリールを巻く。魚が海と水平を保ったまま浮き上がってくる。一瞬、表示されるEで掴むの表示に戸惑う俺。

逃した。
 ッッッッ分からん! フギンさん来てくれ!

 フギンさんは来てくれなかったけど、どうやら魚を右クリックで吊り上げて、ブランブラン宙に浮いたのをEで掴むシステムのようだ。
 どうもファイナルファンタジー15に近い戦略性を感じる。RAFTの釣りシステムとは大違いだ。

 引き続き拠点で鉱石を集めたり焼いたりしていたら、ああ、何たることだ!

船が破壊されている。俺のキング・ジェントル・ボーイ号が! 
 やっぱり防御の堅い港は必要だな。

 石造りの波止場を作ってみた。どうだ、これなら手が出せまい。

 またあいつだ!

 いったい何者だろう?

 一方その頃、ヴァシリが農場でトロルの襲撃を受けたというので応援に駆け付ける。

いた。追いかけられてる。

 ざっとこんなもんよ。

 また来た。

 しつこいゾ。

 新しく船も作ったし、青銅のアーマーも強化した。ちょっと次のボスの近くまで偵察してみる?

フゥゥゥゥゥゥ!(すべてを失う覚悟を決める呼吸)

 よし、出発!

 風向きは向かい風でよろしくないが、まぁ気長にいこう。

 沼を発見する。

 今後のために地図へ書き記す。

平地と出た。新たなフィールドだ。安全のために今回は上陸を見送る。あくまでも大骨のいそうな島を見つけるのが目的だ。

 大海原をゆっくり進む。風に嫌われている。速度が出ない。

 虫食いのように地図を埋める。

 ゆっくりと、

 島を、

 通り過ぎていく。

 いつか冒険する日が来るだろうか。

 島だ!

 大きい、迂回が難しそうだ。大骨の位置はどの辺だ?

 まだ半分近くもあるの?

 ふん、今日はこの辺でかんべんしてやる。

 帰還する。この世界はクッソ広い。

「はー、やれやれ」
 ところでヴァシリの奴は何をしているんだろう。

 ヴァシリは拠点『囲炉裏』で酒蔵を作っていた。この拠点は酒を造る拠点にするつもりらしい。

 がんばれよー。

 ヴァシリが酒蔵を作っている間、彼が経営する農場の様子を見に行く。
「おー、なってるなってる」

 農場の中にイノシシがいた。撫でることが出来る。どうやらヴァシリが手名付けることに成功したらしい。空腹のようだ、とあるが食べ物を食べる気配がない。表記ミスだろうか。

 こいつが何かの間違いで作物を食べない内に収穫を行う。

 たまには俺がニンジンを植えてみよう。

 こんな感じに植えてみた。

 囲炉裏に戻るとヴァシリの酒蔵が完成している。

 内部はこんな感じで酒樽を置いていく予定らしい。農場をやりつつ、酒造も拡大していくという多角的な経営方針に感服せざるを得ない。

 そんな彼に出来たての金属をデリバリーして、俺も積極的な投資を行うのであった。

 だいたい、長老島の黒い森は探索しつくしただろうか。

 俺もそろそろ新天地を目指してもいい頃だろう。

 俺はクズ鉄の眠る新たな沼地、新たなダンジョンを目指して旅立った。

 おっ、あの辺りがよさそうだ。

 沼地を見つけた俺は、ほど近い安全な草原に船を停泊させる。ここに拠点を設けよう。俺はイマジネーションを最大限に発揮して、港の完成形をイメージする。見えた!

 さっそく材料の丸太を切るも、船に直撃させるという痛恨のミス。

 木を取り直して建築を開始する。まず橋を作る。ここがイメージの起点だ。

 うおおおおおお!

 完成。

 別角度から。

 部屋の中はこんな感じ。

 椅子を作って憩う。

 この拠点を千歳と名付ける。出発した漁港は正式名称を苫小牧にした。

 あー眠い。むにゃむにゃ。

 ぐーぐー。

 朝だ! よし、さっそく沼を探索してダンジョンを見つけてみよう。

 沼へ到着する。

 ヒント石を発見する。

この陰気な場所でも、光るものを見つけることはできる。
戦の肉、千氏の黄金、鍛冶場のパン…
光る鉄が、それを手にするもののためにここにあるのだ!

 なんかよくわかんないけど、この世界にもパンがあるのか! ジャムはあるけどパンがないのは未だに消化不良感があるんだよなー。やっぱ炭水化物も摂らないとね。

 沼地の探索は続く。



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