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瀬場拓郎とヴァシリのVALHEIM北欧神話:14

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前回までのあらすじ
 沼地のダンジョンから鉄をかき集め、装備をアップデートした瀬場拓郎はついに次のボス、大骨の本拠へ踏み込む決意を固めた。
 入念な準備を行い、入植のための資源を船に積み込んだ彼は南を目指す。
 ところで航海と後悔って発音が同じだな………それはともかく続きだぜ!

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 次のボス、大骨が待つ島へ出発進行!

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 陸が見えて来たぜ! 新ステージ平地だ! 攻略してやる!

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 しかし岸に近づく間もなく一匹のでっけぇ虫がブーンと近づいて、船を漕ぐ俺を刺す。一発50ダメージ。

死亡。

「は?」

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 苫小牧へ、リスポーン。

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 自分に何が起きたのかわからず、しばし呆然とする。あまりのショックに、このとき俺は気付けにウィスキーを飲んだ。

「平地は危険だって言ったじゃん」と、言うヴァシリ。彼は自分のセーブデータで平地の危険性について熟知していたのだ。
「こんなに危険だとは思わなかった」

 ロングシップ一隻、鉄製装備一式、武器、盾、銅2個、鉄2個、石、木など。これが今回の損害だ。

………あきらめるか?

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 いや、あきらめてたまるか!

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 俺はヴァシリと共に再び荒波へ繰り出した。失われたものを取り返すために!

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 うわぁ! 出た! サーペントだ!

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「ヴァシリ見えるか! あれがサーペントだ」
「見た見た」
 船の上から弓で応戦するヴァシリ。

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 うおおおおお!

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 何とか追い払った。しかし船もだいぶ攻撃を食らってしまった。

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 島に上陸して船を直しつつ、拠点を構築する。

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 材料の木を切る。

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 この島にも平地を発見した。

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 ゴブリン的な生物を発見する。弱そうだ。これくらいなら倒せそう。

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ワンパンで死んだ。

 平地はこのゲームの、たぶん最後の方のステージなんだな。敵がクソ強すぎる。

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 その後―――
「グアー!」

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 何度か死につつも―――
「グエー!」

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 装備を取り戻して島を脱出する。平地は怖いところだ。

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 現場に到着。直後にロングシップが破壊されるのを目撃した。左に小さく俺の墓が見える。あそこまでいかないといけないのか!

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 平地に接岸すると即死するんで、上陸できる場所を探す。

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 隣に草原を見つけた。ここに拠点を建ててベッドを置こう。

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 拠点を作る。

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 出来た。

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 ヴァシリと装備を回収する作戦を立てる。
 まず1回も死なずに回収できるとは到底思えないので、装備やアイテムは全てこの拠点に置いて置く。
 
それからダッシュであの浜辺へ行って、アイテムを回収し、またダッシュでこの拠点へ戻ってくるのだ!
 一方、ヴァシリは平地の怪物たちを弓で静かにアサシンキルしてクリアな状態にする。

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行くぜ! ウオオオオオオオオ!

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ワアアアアアアアアアアアアア!

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ヒャアアアアアアアアアアアアアア!

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やった! 装備を取り戻したぞ! ヴァシリも随分、頑張ってくれたようだ。
 ちなみにヴァシリはこのあと、得意の忍び足で敵に気づかれることなく破壊された船の材料も回収してくれた。

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 しかし、だ。

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 当初の目的は次のボス、大骨の位置を探ることにあったはずだ。

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 海沿いに進めば大骨の所にいけるだろうか? 探索してみよう。

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 結果、島の南端に小さい沼地を見つけたが、そこから先は海だ。
 この島は大骨まで続いていない。

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 取り合えず橋を架け、

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 石造りの小さなやぐらを作る。

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 屋上に屋根を付けて………

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 ポータルを設置。

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 出来た。

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 こんな感じ。ここを函館と名付ける。

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 港も作った。

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 破壊された船も再建造して、ヴァシリを呼ぶ。大骨の位置を突き止めるのだ。
「ここどこ?!」

 ポータルをくぐったヴァシリの声に思わず頬が緩む。

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 出発! いざ大骨のところへ行くのだ(飲酒運転)。

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嵐!

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ちょっと、サーペントも来た。

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 追い返すヴァシリ。その表情には油断も隙も無い。

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 島が見える。いかん、平地だ。

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 逃げよう。あそこは人間がいるべき場所じゃない。

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 ていうか、まだ大骨に着かないの?

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 意を決して進み続ける2人のヴァイキング。

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 ちょっと待って、何かマップに霧の地って出てる。ICOかな? いや、そんなことを言っている場合ではない。新マップだ。どんな化け物が出てくるか分からないぞ!

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 マップを見ていたら、島に衝突した。なんか不思議な感じの島だ。微妙に動いているような………。
「島じゃない!」
 ヴァシリが叫ぶ。
「ネタバレになるがこいつは島じゃない! 逃げろ瀬場!」
「ネタを前にしてネタバレもクソもねぇだろ!」

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 それはともかく、ヴァシリがヤバイと言ったら本当にヤバイのだ。面舵一杯、全速力で離脱する。

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 だが平地に加えて正体不明の霧の地まで隣接している。俺たちは大骨に辿り着けるのか?

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 いや、まだいける。
 かすかに残った勇気を振り絞り、2人のバイキングは大骨に肉薄する。あの沼地なら上陸できそうだ。

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 上陸を試みる。蜘蛛の巣みたいなものが見えた。絶対に近づきたくない。マップには平地と表示されているが、正確には平地、沼地、霧の地の三つが隣接した地点であり、平地の化け物は見当たらない。

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 上陸する。一回死んだが、ヴァシリが上陸地点にポータルを置いてくれたおかげで即座に復帰できた。

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 行ける! 大骨はここにいる!

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 これだ! 絶対これだろ!

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 やっぱりだ! ここにアイテムを捧げて大骨を呼び出すんだ!
 でも何を捧げればいいんだ?

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 あったヒントだ!

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ヤツらの残骸を料理せよヤツらって誰だよ! いつも思うけど主語を明確にしろよ。報告書を書くときに怒られるぞ。
 まぁ、なんとなく想像は出来る。スケルトンか、ドラウグルあたりのトロフィーか、料理と言うからにはソーセージを捧げるのかもしれん。
 とにかく心当たりのある物は全部持って行こう。

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 帰還する。この不吉な蜘蛛の巣だが、特に生き物の姿は見当たらない。

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 いや、ほっとこう。ロード・オブ・ザ・リング的な何かが出てきたとして、今の俺に太刀打ちできる気がしない。

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 さっさと帰ろう。

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 ヴァシリはポータルで一足先に帰ったが、俺は船を持ち帰らなければならん。

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 来た道を戻る。向かい風で速度は出ないが、ま、そんな日もあるさ。

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 やった、苫小牧が見えて来たぞ。

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 帰港。

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 生還。
 苫小牧の拠点がすごく懐かしく思える。

 次回、第3のボス『大骨』に挑む!

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