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瀬場拓郎とヴァシリのVALHEIM北欧神話:5

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前回までのあらすじ
 より効率的に鉱石を集めるべく、採掘場所である黒の森まで国道を引く瀬場拓郎。十分な物資を集め、装備を整えた彼は、鉱石を集める機械と化したヴァシリに拠点を任せて次のボスである長老の探索へ向かった。
 途中で拠点を作るべく、荷車を引いて向かった瀬場拓郎であったが、急な坂に遭遇し、荷車がガラガラ、ゴロゴロ、ズデーン! となるのであった。

ズデーン! 荷車は無事か?

 たぶん、それなりにダメージを食らってはいるだろうけど、原型は留めている。よかった。荷物も無事だ。DEATH STRANDINGだったら評価が下がっていたところだぜ。
 そのまま進むと石造りの廃墟を発見する。ちょうどいいや、あれを拠点に作り替えよう。

 中はこんな感じ。ふーん。

 この梯子登れないじゃん!

 ちょっと何か来たぞ。

 近くに敵の巣があるじゃん!

 巣を倒しても次から次に敵が湧いてくる。あーもー、やめないか。

 壊された。

 作業台を置いても石造りの建物はまだ修理できないので、荷車で持って来た木材を使って新しい拠点を構築する。

 今回は囲炉裏形式にしてみた。

 天井は一マス分穴をあけて、一段下に屋根を付けることによって排煙ルートを確保するとともに雨水を防ぐ構造にしてある。

 近くを探索すると近所にダンジョンをいくつか見つける。

 おらっ、炉の材料をよこせ! 相手がゴーストだろうが剣で叩けばなんとかなった!

 近くに鉱脈もたくさんあるし、いい立地じゃん。

 炭焼き窯で出来た。まずは炭を作らないと。

のんびり炭を焼いてたらトロルが来た! ちょっと!

 石造りの廃墟を盾に戦う。巨人は怖すぎる!

 弓で応戦。

 なんとか撃破する。

 よしよし、鉱石も揃って来たしここの設備を充実させよう。

 と思ったら今度は襲撃かよ!

 炭焼き窯に殺到するドワーフたち。あ、こいつらドワーフらしいですよ。

 最終的にドアから弓を撃つ戦法になる。

 あ、帰って行った。なんのデモか知らないけどもう来ないでね。

 いい加減、青銅のつるはしを作ろう。鹿のつるはしより長持ちするし、威力も高い。

 そういや俺、何でここに来たんだっけ?

 そうだ、次のボスである長老を探しに来たんだ。どこだ長老!

 地図に表示されたマーカーを見る限り、この先にいるようだ。
 え? 海の向こうってこと?

マジか………。
 途方に暮れて家の中から窓の外を見る。
 つまり長老のところへは船で行かなければならない。長距離を移動するなら、食料とか装備とかも整えなきゃならない。遠大な計画が必要だ。

 悩んでいても仕方がない。遠くから資源を効率的に運べるようにインフラを整備しよう!

土木工事楽しい! フゥーッ!

 黒い森に這える松の木から木の芯が取れる。こいつで丸太小屋を作れるというが、どうやるのだろうと思って梁を並べてみた。
 あ、なんかそれっぽい。

 普通に木の床を並べるより楽………か?

 建設に反対する地元住民の襲撃を受ける。これはあなたたちのためにもなる公共事業なんですよ!

 草原までの道を整備する。

 黒い森には銅やスズ、松の木などの資源は有るけど、反対に上質な木が採れる樺や、ジャムの材料であるラズベリーが無かったりする。このゲーム、その土地で何でも賄えるという場所が無いので大変だけど、全ての場所に意味があるのは面白い。
 流行るだけあって、このゲームマジで面白いよ!

ニンジンを育てる。前の拠点では、俺の植えたニンジンをヴァシリが収穫して、新しいレシピを解禁したそうな。

 いっぱい植えよう。

 ヴァシリが遊びに来た。コラ! 机の上に乗るんじゃない! どうやらヴァシリも本格的にこちらで作業を進めるつもりのようだ。

 拠点に柵も巡らせて防衛体制も強化したし、鉱石集めをヴァシリに任せて俺は船、および港の建設に着手する。船のスケールはだいたいこんなもんか。

 港の建設に着手する。

 あ、スナップした。丸太小屋って、梁を組んで作るんだ。

 何にでも反対する地元住民と戦いつつ―――

 建設は進む。

 食事などでいったん家に帰ると、ヴァシリが炭焼き小屋や、炉を増設していた。

 ニンジンが出来た。収穫。

 ニンジンのスープが出来る。QOLが上がってくるのを実感する。あ、隣のでっかい樽は酒樽で、お酒を造るんですが使い方が分からないので放置しています。

 建設を再開する。逆光で前が見えない。

 雨が降って来た。嵐だ! 高波だ!
「こりゃ仕事にならん!」
 帰宅する。

 帰るとヴァシリが祈りの周りに丸太を張り巡らし、非常にそれっぽい感じに仕上げていた。
「ああ~、いいね!」

 港が完成する。
 さっそく船を作ってみたんですが、みなさん、何が起きているかお判りでしょうか?
 天井が低すぎでマストが天井に引っかかり、船が宙に浮いているのです。
 設計ミスだ!

 屋根を解体して、港を増築する。
「昔の造船所みたいだ」と、ヴァシリが港を見て言うが、確かに港と言うより造船所っぽい。もう造船所で良いよ。

 屋根の高さを上げる。柱がマストにぶつかりそうだがどうだろう。このゲームの物理エンジン、しっかりしてるから、ぶつかりそうだな。まぁ、そんときはそんときだ。

 外観はこんな感じです。

 じゃあ、乗ってみますか!

 Wキーで帆を三段階まで広げることが出来て、A、Sキーで舵を切る。Sキーで後退する。風向きを見ながら操舵しなければならない。舵輪の方向が表示されるからRAFTより親切だ。

おー動いてる動いてる。マストの向きは風向きで自動的に変わるようだ。

 出港した! たーのしー! フゥーッ!

 船上で美しい風景を堪能する。プレステ1並みのグラフィックにも関わらず、どうしてこんなに美しいのでしょうか。

 とりあえず長老のところへ行ってみよう。

 夜になった。波が高くなる。

嵐だ!

やめろぉ!

 引き返す。

 船の車庫入れに苦労する。

ガスン! とマストが壁に激突した。風向きが変わって、マストが壁に対して垂直になったのが原因らしい。

 壁を壊す。これで入れるだろ。

 あっ、マストが柱に………いや、まぁ、これでいいか!

 長老のところへ行く目途が立ったので、新しい島へ上陸する準備を進めるヴァイキング2人。
 肉を焼き―――

装備を作り、修理し―――

料理を食べる。このゲーム、料理を食べないとHPもスタミナも上限が上がらないので、餓死はしないけど食事はめちゃめちゃ重要なのだ!

 出発だ。すごいワクワクしてきた。

 いざ、長老へ向けて―――

 出発進行。
この世界、海にクラーケンとかいそうだな。俺たち無事に帰れる?」
 ヴァシリが不吉なことを言う。
「そんときは弓でぶっ倒すまでよ」

 続く。

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