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SATISFACTORY~満足工場~㉓

前回までのあらすじ
ゲームのトラブルと不注意で、7時間分のプレイ記録を吹き飛ばした瀬場拓郎は、それでもめげないヴァシリと共にそれぞれ軌道エレベーターへの納入アイテム、原子力発電所の開発を進めていく。
軌道エレベーターのアイテムを製造していく瀬場拓郎であるが、資源不足を鑑みて新たな工場である小美玉工場をマップの北東へ設置する。
果たして小美玉工場はアイテム製造のクロックアップに寄与するのか。
まともにやれば約67時間かかるアイテム製造は、終わりを迎えることが出来るのか。

67時間といえば、だいたい2日強くらいの時間ですからね。
それをゲームプレイ時間にあてはめたら相当なもんですよ。
専用のサーバーでプレイしているから、寝ている間にってわけにもいかないし。
いよいよとなったら24時間パソコンをフル稼働させるしか………。

あっ。

ネコだ!

ま、それはともかくこの工場で何を作るのか考えないとね。

やっぱヘビー・モジュラー・フレームかな。
こいつは製造が難しい割りに軌道エレベーターのアイテムにも使うし、製造機や混合機、駅や電車など普段使いも多いから重要なんだよな。

鉄鉱石の産出量を調べる。
ちゃんと数を合わせて生産して以降。
240/分か、この辺りの鉱脈は純度が高いな。

精錬機を並べていく。

お次は石炭で鉄鋼を作ろう。
こいつも相当な純度だ。

ただ土地が狭い。

この周辺でもなるべく広い場所を選んだつもりだったが、全然置く場所がない。
その代わり資源の純度が他所より高いようだ。
なるほど。

めげずに頑張っていきましょう。

代替レシピである。

ヘビー・モジュラー・フレームには4つのアイテムが要る。

最近のマイブームとして、それぞれのアイテムに対応したコンテナを並べて、そこから製造機に送る方式を取っている。
アイテムを最終的にコンベアどこへ送るのか、蓄積したアイテムの分配しやすさ、などからこうしている。

ひとまずこれでよし。

鋼鉄の鋳造炉の裏側。
もう形を気にしている余裕はない。
狭いんだよ。

ヘビー・モジュラー・フレームを作れるレベルまで工場が整ったし、石油の方の開発を再開していこう。

この岩を爆破するのが近道のようだ。

えいっ!

ナメクジが住んでた。
かわいい~。

火の玉飛ばす怪物もいた!
かわいくない!

というわけで石油にまつわる施設を建てていく。

本来なら燃料を優先して精製し、発電機を建てるところだが、高萩、ひいては本部の方から電力が通じているので発電利用は廃重油を利用した二次的なレベルに留める。

プラスチックを作る。

こいつはあれば色々作れるものが増えるからな。

並行して近くにボーキサイトの鉱脈を発見したので、アルミも生産していこう。

コンピュータが足らなくなってきたので本部へ取りに行く。

というわけで出発進行。

するとまさかの停電。

おいおいおいおいおい!

調子こいて小美玉に色々と作りすぎたか。
一時的に線路を断ち切って小美玉への電力供給をカットアウトする。

バイオマス・バーナーに燃料を入れる。
現在、工場の電力を賄っているのは燃料式発電機だが、燃料式発電機に燃料を入れるポンプもまた電力を用いているので、電力が無いと燃料式発電機が動かないパラドックスが生じている。
故にバイオマス・バーナーでまず燃料式発電機に燃料を供給するポンプに電力を供給する必要があるのだ!

と、思ったけど記事を書きながら「あれ? でも燃料式発電機って、結構燃料が貯まる仕組みなんじゃね? 途中のパイプだって燃料があるし………」と気付いたから実際にはやらなくても大丈夫かも知れない。

とにかくコンピュータを取りに行こう。

いっぱいコンピュータがある。

戻る。

ていうか電力はどうなのよ。
うわっ、やばい。

キャパシティを越えたり、越えなかったりしている。
何とか施設が動いているのは蓄電池のおかげだろう。
キャパシティを越えた分を、蓄電池の電力がカバーしているのだ。

小美玉へ戻る。

燃料式発電所を増設しよう。

あんま状況が変わってねぇな。

あっ、ネコが沸いた。

ニャー

撃ち殺す。

うおっ、また停電だ!

まずいな。
何回やってもヒューズが飛ぶ。

バイオマス・バーナーを使って何とか再起動した。

しかし、ちょっとこれはな………。
根本的に供給が底をつきかけている。

ヴァシリに何とかしてもらおう。
本部へ戻る。

ついでにスーパーコンピューターの貯蔵庫を除く。
あ、いい感じに貯まってるな。

それも電力があってこそだ。

ヴァシリどこだ~!

いた!
瀬場「ヴァシリ! 電力が大変なんだ!」
ヴァシリ「知っているよ。電柱を見なさい」

いつの間に。

あっ、電力キャパシティが上がってる!

まさか………!

うおおお………まさか………!

もしかして………!

原子力発電所が稼働してる~!!!!!!

やっぱ原発ってマジ偉大パネェぜ。
人類の生み出した究極の光ちえだわこれ。
誘惑放射性廃棄物による汚染に負けんのもわかるわ~。

ふぅ、興奮して初めてルビ使っちゃった。

ウラン廃棄物。
ガキのおもちゃみてーに光ってる。

こいつが燃料棒ペレットか?

最終的にこのウラン廃棄物が―――

粒子加速器でプルトニウム・ペレットになるわけだ。
そしてプルトニウム・ペレットで原発の燃料を動かしたとき、その廃棄物は何にも利用できず、廃棄することもできない。
もちろんAWESOMEシンクでクーポンにもできない。
永久にゲーム上に漂う産業廃棄物となるのである。

そうなる前にプルトニウム・ペレットの時点で捨てちまおうというのがヴァシリの考えである。

ヴァシリ「ちなみに粒子加速器を動かすには原発1台分の電力を必要とする」

なにはともあれ、これで電力問題は解決だ。

うちの工場もでっかくなったなぁ。

続く。

今回の冒険をまとめたマガジンはこちら↓



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