見出し画像

③瀬場拓郎の中世日記~Going Medieval~

前回までのあらすじ

当面の母屋と倉庫を建設した開拓者たちは、本格的に生活のための仕事を始める。
ある者は研究を始め、ある者は農業を行い、そして偶像に明日の幸せを祈り始める。
仕事場、食堂を増築し、生活の質は確かに向上していく。
そこへ現れたのは虐げられた男、土浦の人々は彼を暖かく迎え、そして迫りくる脅威に備えるのであった。
少なくとも気持ちの上では、そういう感じだ!

実際、迫りくる脅威(おそらく蛮族数人)に何が出来るの? 

と言われるとこの人手で残り時間が1日と13時間と言われてもたぶん無理だろう。
攻撃のための高台を建てようとしても、たぶん完成することはないだろう。

また、新たに来る開拓者は虐待のせいで負傷していることが多い。
つまり治療するまでデバフがつくし、新たな寝床も作ってやらねばならない。
食費も増える。

コピー&ペーストでスケジュールを設定。

今回来た開拓者は建築、狩猟、知性が高い。
なかなか使える人材だ。
狩猟が出来るということは、弓矢を扱う能力が高いということでもある。
戦闘でも期待できるだろう。

だが直後に確認した彼のパークに人食いという文字を発見し、俺は戦慄するのであった。
人間の肉を喰らうことで自らを強化………!?

また、夜型の人間であることも判明し、勤務時間を変更する。
このように柔軟な働き方を選択することが、土浦では可能なのだ。

最後に名前を変更する。
苗字がカラダスなので、名前をシリにした。
クチよりはまぁ、自然であろう。

襲撃に際して砦の完成が間に合わないと述べたが、どの道、このような襲撃イベントは再び発生するだろうということで、レンガで防衛用の建築物を作成する。
非常時にはここに籠って、高台から敵を攻撃するのだ。

レンガを焼くスピードが全然足らない。
まぁ、気長に行こう。

年代記が溜まったので、家具を研究する。
これで藁を敷き詰めた寝床ではなく、我々が普段よく知るベッドが作れる。
睡眠の質もいくらか向上するだろう。

ちなみに開拓者の健康状態も詳しく参照できる。
シリカラダスはどこが悪いの?

胸の打撲………軽傷……あー、微妙だな。
でも、軽傷といっても俺の想像より重いものなのかもしれない。
そう思って調べてみると、軽傷全治30日未満の怪我で、体を動かすのに支障がない怪我のことをいうらしい。
やっぱり大したこと無いじゃないか!

一人で十分だろ

そんな怪我をタエとクリスの二人がかりで治療する。
たぶん、これはバグだと思う。

山羊は高いところが大好き!

防衛拠点を建築してたら山羊が乗っかって来た。
コラッ!

レンガを焼くシリカラダス

しばらく何事もなく生活は続く。

年代記が溜まったので発酵の研究をとる。
これでチーズやお酒が造れる………のだろう。

シリカラダスを追って来た略奪者がやってきた!
ここで最後通告としてシリカラダスを突き出すか、戦うかを選択することが出来る。

もちろん戦うぜ! ぶっ殺してやんよ!

今回の狼の皮を被った哀れな子羊は三匹だ!
何も知らずのうのうと土浦にやってきた彼らは、数分後に物言わぬ死体として大地に血を流し、後悔の念を涙に滲ませながら冷たく青空を睨むことであろう!

土浦の開拓者たちは即座に召集モードに入り戦闘態勢をとる。
敵を作りかけの防護設備の上から狙い撃つ。
彼らの放つ矢に慈悲は無い。
重力と力学の間に感情は作用しないからだ。

と思ったら敵がこちらの射程に入ってこない!
う、うろたえるな!
こちらの射程に入ってこないということは、敵もまたこちらを攻撃できないということなのだッ!
キャベツのスープを煮込む貴婦人のように、平静な心を保つのだッ!

あいつら罪もない竈を、罪人を鞭うつ裁判官のように叩いてやがる!
シリカラダスの拉致、あるいは殺害が目的ではないというのか!

仕方なく防衛拠点から降りて人間の形をしたケダモノと戦う。
防衛拠点が遠すぎたのだ。

この戦いによって愛の戦士、ヴァシリは腕と首を負傷。

クリスは足の筋肉に穴が開き―――

タエは腕に軽い傷を負う。
総じて軽傷である。
戦闘では開拓者が死ぬこともあるので、なるべく白兵戦は避けて弓矢で集中砲火をかけたい。

あと、開拓者たちは人間の死体をみると気分を悪くするので、死体は早めに処理しよう。

死体の処理はお墓を作って埋めるのと、薪の山を作って火葬にする二つの方法がある。
お墓は土地が必要だし、このようなケダモノのためにいちいち墓を作っていたらキリがないので焼いてしまおう。

とはいえ開拓者も忙しいので火葬は後回しにされがちである。

少し効率を考えて仕事の優先順位を調整する。
苦手な作業は思い切ってやらない方がよい。
たった一人とはいえ、人手が増えて土浦も少し余裕が出て来た。

仕事の休憩時間に酒を飲むシリカラダス。
飲み過ぎるなよ。

酒の備蓄が心配になってきた。
酒がないと、開拓者の機嫌が下がる。
発酵の研究もとったし、そろそろ作り始めてもいいかもな。

というわけで防衛拠点の一階に醸造所を建設した。

発酵には温度が必要なので、前駆物質もここに保管する。

仕事がはけてようやく死体の処理が始まった。

その一方で、相変わらず放置されている死体もある。
一応、こういう死体関係は廃棄物用のゾーンに捨て置くことになっているのだが、こいつらあまり片づけようとせんな………。

収穫したキャベツを倉庫に入れない人たち

片づけられない人間たちの生活は続く。

中世生活日誌をまとめたマガジンはこちら!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?