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瀬場拓郎とヴァシリのVALHEIM北欧神話:4

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前回までのあらすじ
 度重なる敵の襲撃を退けた我々は、家の2階部分を作ったり、一歩先のステージに進むため金属を得るべくダンジョンへ潜り、溶解炉、炭焼き窯を作って鍛冶場を建設した。

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 青銅もそこそこ集まって来たし、鉱石の焼ける間に農業でもやってみるかと鍬(くわ)を作ってみた。

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 しかしこの鍬、大地を耕す農民の道具という説明の割には、これで農業は出来ない。代わりに地面を平にしたり、盛り上げたりする力がある。どっちかというと建設の道具だよ! 高床式にする必要なかったな………。

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 これで焚き火を室内における。ベッドで寝るには火が必要だから今まで床下に置いてたけど、それじゃおかしいもんな。

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 側に窓があるからいいやと思ったが、煙が充満し始めた! 
 やばい、死ぬ!

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 急きょ2階に穴をあける。で、どうする? 2階に煙が溜まるのも時間の問題だ。

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 そこで煙突を設置した。雨水が入らないように、導線を斜めにしてみる。

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 焚き火の周りを囲って、煙が拡がらないようにすると共に暖炉みたいにしてみた。でもまた手狭になった。ベッドがなぁ。

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 と、思っているとヴァシリがこんな風にしてくれた。ロフトだ。大学生が好むやつだ。

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これで万事解決かと思われたが、試しにヴァシリが使ってみると頭がつかえて動けなくなった。あえなく解体する。

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 やはり根本的に家を増築するべきだろう。

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 一階の暖炉には大なべを設置する。女王のジャムを作れるようだ。これを食べると大きなバフを得られる。でもジャムって普通、パンに塗るだろ? 直接食べてもいいのだろうか? それともこれからパンが焼けるようになるのだろうか? 期待に胸が膨らむような、お腹が空くような。

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 暖炉脇に新たな部屋を建設する。ここはキッチンとしよう。

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 鉄床を置いて鍛冶場をレベルアップ!

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 青銅の斧を作る。

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 これで文字通り、今まで歯が立たなかったこの樺の木を切れるぜ!

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「オラァ!」真っ二つ!
 
樺の木からは上質な木を得ることが出来て、これで上質な弓を作ったり、家具を作ったり、色々とアイテムが作れるようになるのだ!

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 帰ると炭焼き窯の脇に小さな壁が付けられていた。前にも書いたがこのゲーム、見かけによらず高度な物理エンジンを積んでいるため、こうしないと射出された炭がコロコロと下へ転がって行ってしまうのである。

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 台所に椅子とテーブルを設置して、使ってみる。家全体の快適性が7まで上がっている。そう言われると快適そうである。心無しかキャラクターもくつろいでいるようだ。

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 襲撃に備えてヴァシリが家の周りを塀で囲っているのだが、設備の拡充に伴って、塀もまた大きくしている。こうやって領土は広がっていくのだなぁ。

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 鉱物を求めて探索していると、禍々しい紫色のオーラを発見。

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 何だあれ。

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 グレイドワーフ・ネスト? 敵の巣ってこと? よし、壊そう!

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 銅を採掘する。このゲーム、レベルアップして所持重量を増やすことが出来ないので、採掘して運べる鉱石の量も少ない。何とかならんものか。

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 どうも荷車が作れそうだ。こいつなら大量の鉱石を遠方から一気に輸送することが出来るだろう。よーし、そんだったら―――

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国道を建設だ! 安定した資源の輸送は、安全な道路の建設から始まる!
「こいついつも国道を作ってんな」と、ヴァシリ。

注:ヴァシリはDEATH STRANDINGというゲームで、瀬場拓郎に延々と国道を作る様子を見せられたことがあります。また瀬場拓郎は一年前にARKをプレイした際にも国道と称して、木材で延々と長い道路を作ったことがあります。以来、ヴァシリは「瀬場は国道を作るのが好きだ!」という偏見を抱いているのです。

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 鍬で道なき道を切り開く!

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 邪魔な岩を破壊!

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 ヴァシリが鉱石を貯めている拠点まで道が開通した!

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 戻るぞ! ウオオオオオオ! 国道があれば迷わない! 国道最高!

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 荷車を作った! これで大量の鉱石を一度に輸送できる!

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 が、作った場所が悪かった。何度も書くようだが高度な物理エンジンを積んだこのゲームは、荷車を坂道を転がり、なんと家と地面の隙間に入り込んで取れなくなってしまった!

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 鍬で地面を盛り上げ、キャラクターで無理やり押し上げて何とか取り出す。

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 しかし今度はドアが潜れない!

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 大きな門に作り替え―――

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「ウオオオオ! 待ってろよヴァシリ! 今行くぞ! 国道は便利だ!

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「おー、荷車だ」
 荷車に飛び乗るヴァシリ。これで人力車みたいにヴァシリを運ぶこともできるが、今は鉱石だ。

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 鉱石を荷車に搭載し、いざ、拠点へ!

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「ウオオオオ! 帰ったぞ!」
 ちなみに塀の上に屋根が付いているのは、風雨によるダメージを防ぐためです。ARKと違って、屋根がないとこの世界の建物は風雨によるダメージを受け、やがて崩壊してしまうのだ。

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 荷車から鉱石を取る。数が多いと動けなくなるので、SHIFTキーと左クリックでスタックを分ける。

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 次の鉱石を取りに行く。「ウオオオオオ!」

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 しかし現在、ヴァシリは近場の鉱石を取りつくして、現在、この川向こうの場所で採掘を行っている。深い川だ、これでは荷車を使えない。
 よし、こうなったら―――

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橋を建設だ!

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 建設は作業台の近くでないと行えない。白い点線の範囲がそれで、橋に作業台を増築して建設を進める。

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 ARKと違って水中で建設が出来ないので、いかだを作って、それに乗りつつ水の深い場所の建設を進める。

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 うおっ、嵐だ!

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 橋の建設に反対する地元住民の攻撃! ちなみにこのゲーム、右クリックでガードできるのだが、ジャストガードの概念があり、戦闘も面白い。

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 艱難辛苦を乗り越えて、橋を架け、ヴァシリの使っている採掘拠点まで国道を伸ばすことに成功する。やったぜ!

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 こうして採掘地点と拠点までの流通経路を確保した俺たちは、銅とスズの生産を効率化し、青銅の剣を製造するに至ったのだ。

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耕運具って奴も作ったので、試しに黒い森で拾ったニンジンの種を植える。

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 鍬で地面を平らにして、耕運具で畑を作り、ニンジンを植える。

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 特に水などやるコマンドも表示もないので、植えっぱなしだがとりあえずニンジンは健康的らしい。

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 さて、そろそろいい加減に次のボスを倒しにいこう。極限までマップを引くと、こんな感じになった。この世界、とてつもなく広いぞ。

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 この拠点から一気呵成に長老へ行くのは難しそうだ。調査のために途中で拠点を設ける必要があるだろう。予め荷車に物資を積んで、探索の旅に出る。ヴァシリは「俺は銅を集める機械だ!」と自称して、せっせと鉱物を集めているので、しばらく放っておく。

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 新たな旅の始まりだ。

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 一見、厳しそうな川だが―――

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 橋をかければ大丈夫!

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 さぁ、行くぞ。

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 黒い森の奥深くへ突き進む。が、そこで悲劇は起こる。

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あっ!

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ああー!

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ズデーン!

 続く。

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