#7瀬場拓郎がSoviet Republicで計画経済体制を敷くそうです。
前回までのあらすじ
自前の材料でアスファルトを敷く。
それは想像を絶する過酷な作業だった。
砂利を敷き、アスファルトを舗装する時間で、製油所に供給する原油を増やしたり、農場を作ったり、酒を造ったりする瀬場拓郎であったが、すべてが終わってもなお、建築業者は道路を作っていた。
金を払えば十秒足らずで終わる作業をかなりの時間をかけて終わらせ、いよいよ酒を国外に輸出する。
しかしその成果はたったの465ルーブルだったのである………。
燃料や瀝青は7000ルーブルくらい稼いでくるのに。
量の問題だろうか。
でも意外と蒸留所って、農作物をたくさん消費するぜ?
うへ~。
なに? 救急車が来ないだって?
そもそも病院がないからね。
建てましょう。
新しい農場を作る。
この程度の道路は自作できるだろう。
歩道は砂利を敷くだけだから楽だ。
ちんたらと走るアスファルト舗装車。
ほら、ちんたら走ってるから作業がもう終わっちゃったよ。
とにかくたくさん農作物を作ってアルコールを量産するのだ。
おおっ、燃料が一杯だ。
じゃんじゃか売れ!
畑が収穫の時期を迎えた。
収穫のためのトラックが足りないような気がする。
増やそう。
税関をクリックすると、各種生産物の1tあたりの値段が表示されている。
アルコールは燃料の2倍の単価があるはずなのに。
やっぱ量か。
鋼鉄もなかなか単価が高いな。
鋼鉄を作ろう。
道路を引いて、バス停を作る。
さすがに自作するのはさすがに時間がかかりすぎる。
鋼鉄はどう運び出そう。
とりあえずここに露天貯蔵所を作ろう。
鋼鉄の製造には石炭が必要らしい。
石炭を採掘した意味はあった。
どうやって運ぼう。
とりあえず今はダンプカーで運び込むか。
問題はどうやって運び込むかだ。
コンベアは道路を挟んで建てられないようだ。
悩んだ末に左下に建設した。
コンベア意外と融通が利かないな。
製鋼所、列車による接続があることに気が付く。
それなら話は変わってくる。石炭プラントから線路を引いて列車に運ばせればいい。
鋼鉄も列車で税関まで運べるぜ!
ここの税関は小さいので線路が無い。
鋼鉄を降ろすには貨物駅が必要だ。
鋼鉄を税関に運ぶ。
734ルーブル。
またしても量が………。
労働者が足りないのかな。
28人の労働者がバスに乗って運ばれていく。
到着。
働け労働者。
なんか未翻訳のメッセージが来た。
すまんが今はそれどころじゃないんだ。
なんか労働者の配分がうまく行かないので団地の隣に駅を作る。
こっから製鋼所まで直通の駅を作るのだ。
労働者はこの長い上り坂を登っていくことになる。
足腰がとても強くなりそうだ。
そして足腰のとても丈夫な労働者が鉄鉱山へ登っていくぞ。
45人の労働者が働いてくれている。
たくさん鉄鉱石を作ってくれ。
倉庫が食い物で一杯になった。
食い物だけではない、織物も入ってる。
間違えて繋いじゃったのか。
なんでここに倉庫を建てたのか忘れたが、道路を繋げてこの食品をショッピングモールへ配ろう。
失業率が高いそうなので工科大学を建てる。
学生も暇なら勉強しろ。
工学を研究させる。
製鋼所で5人しか働いてない。
全体的に人手が足らん。
人手を増やそう。
ショッピングモールの食品と衣服の数が少ない。
倉庫にけっこうあるはずなんだけどな。
よくわからん。
わからんことだらけだ。
製鋼所で7人しか働いてない。
ここの環境は劣悪なのかい?
いや待てよ、製鋼所は鉄道乗り入れが可能。
ということは?
直接労働者を列車でぶち込んでやるぜ!
WWWWWWWWWRRRRRRRRYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYY!!!
23人も働いてくれるようになったよ!
この石炭を中心にした街もずいぶん大きくなったなー。
え? なに? 列車が信号を待つ時間が長すぎる?
そうなんです。
鉱山にいったりする人たちと、製鋼所に叩き込む人たちとでこの路線は二台の列車が行き交うようになったので、信号を取り付けました。
そしてこの瀬場拓郎、信号の仕組みをあんまり理解してない。
わからん。
わからん。
あーわからん!
GOとSTOPの法則性がわからん!
そもそも赤か青かわかりにくいんだよ!
いろいろ弄ったら何とかなった? なってない?
なんとかした。
たぶん………。
たくさん働いてくれるようになった代わりに、鉄の供給量が足りなくなってしまった。
鉄の鉱山をもう一つ建てる。
問題はここにどうやって労働者を連れてくるかだが………。
労働者の足腰を信じるしかない。
調べると十分、徒歩で通勤可能だ。
恐ろしいことに。
そして恐ろしいことに通勤している。
これだけ足腰が強いのにどうして400m以上の距離は歩けないんだ。
いつの間にか工学の研究が終了している。
次は化学の研究でもさせよう。
鉄の生産量は上がったが―――
とはいえ鋼鉄の生産量も思ったより上がっていない。
ああ、でもまとまった量になれば1425ルーブルくらいにはなるんだ。
量があれば、な。
思ったより稼げてないな。
酒も思ったより作れてない。
農作物が足りないのだ。
もっと農場を作らなければ。
続く。
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