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SATISFACTORY~満足工場~㉒

前回までのあらすじ
カテリウムを多賀に輸送する用意が整った瀬場拓郎は、ヨウ素充填フィルターの生産体制を完成させる。
その後、原発の建設に勤しむヴァシリの要望で、電磁制御棒と、それに伴ったドローンによる輸送経路を確保した。
それから各工場を回りながら冷却システム、ターボ・モーターの生産を開始し、多賀工場の裏にある鉄鉱石の鉱脈を使って工場を建設する。
しかしマイルストーンを達成しようと、ターボ・モーターの在庫を漁った直後にゲームがフリーズ。
あのぅ………そのぅ……言いにくいのだが……だいたい7時間分のプレイ内容がぁ……吹き飛んじゃったぁ……のである。

瀬場「もうやめ………いやっ……ああっ………」
ヴァシリ「頑張ろうぜ」

もう心を『無』にする。

水を引いて………。

冷却システムを作る。

窒素ガスの抽出機もまた設置して―――

ターボ・モーターを作って―――

打ち上げだ!

最後のマイルストーンが達成された。

残るは軌道エレベーターの打ち上げと、原発くらいか。

ヴァシリの様子を見に行こう。

ヴァシリ「そのハイパーチューブは燃料式発電所直行だぞ」

不便だ。
途中で切って、中継点を設置しよう。

この先に原発がある。

ハイパーチューブを設置する。
なんか変な感じになったけど、まぁいいか。

まだ何もないねぇ。

ふむ。

ふーむ。

ヴァシリの話によると、原発は稼働できなくもないが、その後の放射性廃棄物の処理がとても難しいのだという。

道が奥に続いているな。
中途半端に………。
ありゃなんだ?

いででででで!

ダメージを食らった。

ヴァシリ「そこは世界の果てさ」
瀬場「世界の果て?」
ヴァシリ「プレイヤーの行動可能限界点。そこを越えると死ぬ」
瀬場「マップが続いてるぞ」
ヴァシリ「続いててもだよ」
瀬場「会社に爆弾でも埋め込まれてんのけ?」

ちなみに原発近くのこの駅は東海という名前です。

この天井がおしゃれだわぁ、参考にしよ。

もう少し原発の全体像を詳しくお見せしよう。

原子力発電所。

横についている梯子でちゃんと上まで登れる。

登ってどうするのかは、ちょっとよくわからない。

上からみた景色。

正直、電力の供給量もひっ迫しているので速く何とかして欲しいところだ。

さて、俺の方はいよいよ最終フェーズにとりかかろう。

第4階層を建設し―――

そこで最後の軌道エレベーターアイテムを製造するのだ。

ヴァシリ「分1」
瀬場拓郎「へっ?」
ヴァシリ「最後の軌道エレベーターアイテムはだいたい、1分間に1個つくられる。最大要求量は4000個だから単純に考えると4000分かかるわけだ」

4000/60分=66.6666666666666………

瀬場「エッ、約67時間!」

逆に言えば67時間かければ解決できるということだが、ちょっとそれはあまりにも………。

製造機を4台ならべてクロックアップだ。
これなら67/4で約17時間に短縮できる。

電磁制御棒、ちょっと生産数が辛いか?

電磁制御棒の組立機をもう1台設置しよう。

次は熱推進型ロケットを作ろう。

こいつはもう前駆アイテムのモジュラーエンジンの時点で作るのがイヤンになるアイテムだぜ。

しかも普段使うようなアイテムではない。

更にモジュラーエンジンの前駆アイテムであるスマプの時点で強化鉄板とローターを使うって、贅沢だわ~。

とはいえ―――

作って―――

いきましょう。

4個出来た。
4000個中の4個。
ふふっ、ふふふふ………アーッはっはっはっ。
はぁ………。

ちなみに出来上がったアイテムはオーバーフローを防ぐため、軌道エレベーターに直接流さずに、数がたまったら流すようにしています。

磁界発生装置は順調だ。
もう400個近く生産している。

目標数を達成するにはこのコンテナ2つ分くらいの量がないとだめなんだけれどね。

しかしこれ以上、生産力を上げるとなると資源が足りない気がするなぁ。
ぶっちゃけどこで何を生産しているかよく分からなくなってきたけれど。

やっぱりボトルネックは銅だろうか。
銅の総量がそもそも足りなくなっている気がする。

新天地を求むるか。
このままボーッとしても67時間かかるだけだもんな。

よさげな鉄の鉱脈を発見。
でも狭いな。
近くにいいところがあればいいけれど。

あっ、ここはよさげじゃないか。
ここに新しい工場を建設しよう。

ここを小美玉とする。

近くには油田もある。
いいぞ、いいぞー!

さっそく燃料式発電機を………ありゃ、モーターが足りない。

へっ、モーターくらいすぐに作ってやるぜ。

よく見るとゴムもクイックワイヤーも無いじゃないか。

一旦、高萩方面へ戻りましょう。

やっぱ自給自足するよりあるところから取った方が早いわ。
学んだ。

ハイパーチューブもいいけれど、将来的に本部へ大量輸送することを考えると鉄道を敷くのがベストだろう。

位置的には上記のマップの矢印の2地点を繋いだ。
距離的には今まで最長となる。

よし、電車を動かしてみよう。
あれ? 駄目だ。

電力が足りない?
そんな馬鹿な。
線路はワイヤーと同じで電気を通すから、高萩と繋がっているなら動くはずだぞ。

どっかで線路がおかしいのかな。

あっ、ここか!

よっしゃ、動いた。

ただ電力がちょっと、いやかなりひっ迫している気がする。

ヴァシリ、早く原発を頼む。

続く。

今回の冒険をまとめたマガジンはこちら↓

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