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②RIM WORLD惑星脱出記

前回までのあらすじ

乗っていた宇宙船が故障し、辺境の惑星RIM WORLDへ着の身着のまま不時着したユーリ、ヴァシリ、涼子。
三人は物資を集め、家を作り、これからの生活を頑張ろうとしていた。
その矢先、ユーリに恋した涼子は彼を誘惑するも失敗。
そして何故か袖にしたユーリの方が心情的が悪化するのであった。

それはともかく食料が少なくなってきた。

農業をしよう。
農作物は色々あるが、大まかには米、ジャガイモ、トウモロコシがあって、それぞれ育つ速さと収穫量が違う。
基本的に育つのが遅い作物ほど、取れ高が高い。
まずは米を作ろう。

さっそくユーリが田植えを行っている。
水を引くとか、そういう概念がない当たり我々の知る米とは遺伝子レベルでだいぶ違っていることが推察される。
世界観的に、米と言う名の別作物なのだろう。
そうとしか考えられん。
一年に何回も収穫できるし。
ちなみにGoing Medievalと違って、種を購入する必要はない。
始めからすべての作物の種を所有しているが、Going Medievalと違って、スキルレベルの要求値が高いので、事実上、最初は米しか植えられない感じだ。
ま、ヴァシリの栽培スキルが高いのでだいたい植えられるんだけど。

外敵から身を守るため、防壁を作る住人達。
今考えると、現段階では木の壁で十分な気がする。
石の壁じゃ時間がかかりすぎだろ。

誰か来た。
友好的な旅行者のようだ。

このゲーム、商人でもない奴らがふらっと通りかかることがある。
こいつらを襲って捕まえて奴隷商人に売り飛ばしたり、仲間にするという選択肢もあるが俺は決してそんなことはしない!

今日も一日が終わった。
ユーリと涼子の関係性をみてみる。
三人だけだと中々、気まずい人間関係だが………。

涼子への評価
一緒に不時着した +25
込み入った会話×3 +46
世間話 +10
私とのロマンスは失敗に終わった -15
勤勉 vs ぐうたら -5
胸クソ悪い肉体 -40

そう! 涼子には容姿が醜いというパークがついているのだ!

それにしても言い方が酷い。
それがRIM WORLD…….

ちなみにこのゲームのパーク関連は才能・性格という項目でくくられている。
例えば、ヴァシリはイイ人という性格が付いている。

常識がない

旅行者が勝手に上がり込んで、勝手にテーブル使って、勝手に弁当を食べている。
この星の奴らは、こんな感じです。

なんか涼子が全然寝ないな、と思ったらこいつは熟睡の達人という才能を持っているので、短時間で睡眠が回復するらしい。

ああ、そうだ。
農業をするんなら、料理をする場所を作らないと。
っていうか個室を作ってベッド退かしたいな。
うーん、やることが多すぎる。
人手が足りない。

右下の動物がアイベックスっていうらしいです

なんなら食料も足りなくなりそうだ。
米の生育が間に合わん。
涼子にアイベックスを狩らせる。

竈が出来たぞ。
料理を作――――料理の種類多ッ!
前は三つくらいしかなかったのに………。
アップデートで増えたみたいですね。

あん?
なんか表示が現れた。

この地域のノウサギが暴れ出しました。目に入る人を攻撃します。

ノウサギ
メス、年齢 5
精神状態:殺人鬼

ま、この世界ではよくあることです!

ノウサギて

ノウサギと戦うユーリと涼子。

ノウサギ「ギャー!」

しかし殺人鬼になったところで所詮、ノウサギはノウサギである。
大人しく我々のたんぱく質になってもらおう。

そうだ、狩猟した動物は食肉加工しなきゃ肉にならないんだ。
ついでにペットフードも作ろう。
ブランカはいったい何を食べてるんだ。

ペットのワーグ。ブランカ君。

本格的に食料を作るようになったので、食糧庫を作る。
非常用食料は現在の基準からすると先進的な技術が使われていて腐敗しないが、基本的に食品は腐る。

なので、クーラーを二つくらいくっ付けて部屋の温度を零下にすることで、半永久的に食料を保存するのだ!

MODを導入しない限りこの世界に冷蔵庫はない。

「宇宙船を作れるのに?」
「宇宙船を作れるのに!」
「なんで!?」
「わからん!?」

もちろん、クーラーを動かすには発電機が必要なので、燃料(木材)発電機を作る。

涼子が派閥のネーミングをするべきだと考えている。
とりあえず派閥は茨城県、コロニーの名前は土浦市にした。

ようやく発電機が完成したと思ったら、液化燃料を使う発電機だった。
作り直し!

この世界でも異常な熱波と言うやつが来るらしい。

部屋の温度を上げちまう松明から卒業して、電気スタンドに置き換えて寝室にクーラーを導入しよう。
もちろん、発電機一個が作れる電力量にも上限はあるが、今はまだ気にする時ではない………はずだ。

米農場、この規模で三人を養えるのか?

防壁の外だがここら辺にジャガイモを植えよう。
なんなら、防壁をあとで延長しよう。

ペットフードも作ってくれよ。

ブランカくんが何を食べて生活しているのか気になって仕方がない。

あっ、誰か襲撃してきた。

マムシのアックス団所属のKenaという女性らしい。
一人のようだ。
ナイフ一本で俺たちに襲い掛かろうとしている。

総員! 戦闘配置!

続く。


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