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瀬場拓郎とヴァシリのVALHEIM北欧神話:1

 いま流行ってるからという安易な理由で今からVALHEIMをヴァシリと始めようと思う。VALHEIMとは何か? STEAMのストアページの分を引用すると、

戦で命を絶たれた戦士Valkyriesにより、あなたの魂は10個目の北欧の世界「Valheim」へ運ばれた。混沌とした生き物と古代の神々に囲まれたあなたは、オーディンの古代の宿敵を倒し、「Valheim」に秩序をもたらす任務を負う。
プレイヤーの試練は心が和むほど平和な「Valheim」の中心から始まる。しかし、勇敢な者へは神々からの報い、そして栄光が待ち受ける。プレイヤーは強力な武器、頑丈なアーマー、バイキングの要塞、そして前哨基地を作るための素材を探しに、緑豊かな森林や雪で覆われた山々を探索。そして、最強のロングシップを造船し、魅惑の地を求めて偉大なる海へ航海に出よう。ただし、遠くへ行く時には十分、ご注意を。

 というわけだが、例の如くろくすっぽ下調べもせずヴァシリも俺からほぼ無理やりギフトでVALHEIMを買って送られ、とくに誰に急かされているわけでもないのに、我々は慌ただしくVALHEIMの世界へ向かうのだった。
「いま、FROM THE DEPTHをやってたのに………」と、文句を言うヴァシリ。FROM THE DEPTHは自由に船を作って遊ぶホラーゲームである。
「次のプレイ日記で取り上げてやるから!」
 俺はそうヴァシリを宥めてゲームを起動させた。

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 というわけでゲームスタート。日本語対応しているので、言語を日本語にしてスクリーンの解像度を再設定し、フルスクリーンにする。

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 ゲームスター! ネイティブの発音だろうか。

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 キャラクターを作る。設定のバリエーションが乏しいので適当でよろしい。

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 ワールド名は北海道にしてみたが、日本語入力を受け付けなかったのでHOKKAIDOとした。

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 キャラクターを作るとスターウォーズ的なあらすじ説明が始まる。頑張ってみたけど改行が変なのとスクロールが早いので、文章を読むのが比較的早いと自負する俺ですら読み切れない。
 なので全文を以下に引用します。

はるか昔、最高神たるオーディンはすべての世界を一つにした。
彼は敵を倒し、第10世界に追放した後、その牢獄を世界樹に結び付けていた大枝を裂き、それを漂うに任せて流罪の場所とした…
何百年もの間、この世界は落ち着かぬ眠りを貪ていた。しかし死んではいなかった…
氷河の時代が過ぎ、数々の王国が興り、また神々の視界から消えた。
敵が再び力を蓄えたと聞いたオーディンは、ミズガルズに目を向け、ワルキューレを送り出して戦場で最も偉大な戦士たちを探させた。世界にとって死んだ者が再び生まれることになる…

 読んでもよくわかんねぇな。まぁ、いいや。そのうちわかんべ。

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 開幕、ARKに出て来たアルゲンタヴィスみたいな怪鳥に捕まれて飛ぶ俺。

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 何だか懐かしい気持ちになる。

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 落とされた。左上にあなたはずぶ濡れだ、と表示されているがどういうことだろうか。

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 開幕、シャベルカラス、フギンさんが語りかけてくる。こいつがこのゲームの案内人らしい。

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 説明する度に別の石へ飛び移るフギンさん。落ち着かない鳥ですね。

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 ちょっと歩くと現れてこういう説明をしてくる。そういうのは一カ所でまとめてやってくださいよ。

 フギンさんと話していると、ヴァシリが「瀬場の世界に入れない!」と言うので「すいません、フギンさん。いったん失礼します!」と、ゲームをログアウトする。

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 どうもワールド選択のサーバー機動のところをクリックしないとダメみたい。

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 再ログイン。これでヴァシリも入れるだろうとジャンプして喜びを表現していたらスキルが成長した。習熟度みたいな感じで、アクションをすればするほど成長するシステムらしい。

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 キノコとか石とかを見つけると、作れるものが増えていく。

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 あ、またフギンさんが現れた。知らせがあるらしい。

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 食べ物を食べて体力とスタミナを増やせ。少なくとも二、三個、様々な食料を携帯しろ、とお母さんみたいなことを言ってくる。わかりました、フギンさん!

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 廃屋を発見。

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 マナガルムに襲撃され、C4で爆破でもされたのだろうか? ARK的発想が抜けきらない。

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 ウロウロしていたらなんか出た。素手でキアヌを試みる。

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 何か倒したけどいいのか? 見た目邪悪そうだしまぁいいか。

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 そうこうしている内にようやくヴァシリが参戦する。

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 ヴァシリがXで座れると言うので座ってみる。
「おー座れた」
「なんかそれっぽい」
「いい画だね~」
「ていうか髭とかあったんだ」

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 このまま座っていても仕方がないのでゲームを進める。

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 斧を作るために木を集めるが、素手で木を殴っても無駄であった。
「そんな! ARKと違う!」

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 斧が無い時はこういう枝を拾ったり、

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 こういう小さな木を殴って集める。

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 斧を作った。

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 早速、木をぶった切って―――って固すぎて切れないじゃん!

 そうなのです。木には今のところブナと樺の2つがあって、樺は青銅の斧じゃないと伐採できないのです(ヴァシリ調べ)。

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 そこら辺にある岩も試したが駄目だった。

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 とりあえず焚き火を作ってみよう。唐突に出る美味しかった。最初は意味が分からなかったのですが、食べ物を食べて消化しきると表示されるみたいです。

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 あ、フギンさん。いらしてたんですね。作業台を作れとのお達しだ。わかりました。

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 とりあえず材料の木を集めるために木こりになる。

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 すると木は根元から割れて、巨大な丸太となって地面に倒れ、斜面を転がっていく! 巻き込まれたダメージを受けます。

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「ちょっとヴァシリみたか? 今、丸太がズドーンなってゴロゴロ転がってったぞ!」と、拠点へ戻ると―――

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 うっかり焚火を踏んで火が体に引火する。
「うおわっ! 熱い熱い熱い! 死ぬ!」
「瀬場くん何してんの」

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 するとフギンさんが現れて天候に気を付けよ。気温がひくかったり、身体が濡れると辛いから屋根とか火のそばにいなさいとか言う。序盤、ずぶ濡れだったじゃんもっと早く教えてよ。

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 何とか作業台をつくると、フギンさんが知らせがある。と言って作業台の上に乗って来た。それそういう台じゃないんで退いてもらえます?

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 作業台が完成したことにより、建築が出来るようになった。ちなみに作業台は屋根の下じゃないと使えないようだ。アンロックの順番逆じゃね?

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 まぁ、何はともあれこの辺りを中心に拠点を作るか。よーし、建材を集めるぞ!

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 と、張り切って移動した瞬間、また焚き火を踏む俺。熱い熱い熱い!
「何してんの瀬場くん」

続く。

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