SATISFACTORY~満足工場~⑬
前回までのあらすじ
回路基板を作れるようになった瀬場拓郎は、新たな飛び道具としてライフルの研究を開始する。
ライフルを製造した瀬場拓郎は、駅を建設したヴァシリにさっそく試し撃ちを行う。
試し撃ちをされたにも関わらず、ブッダのように慈悲深いヴァシリは瀬場拓郎に新たに造ったジェットパックとガスマスクを授ける。
新たなアイテムを手にいれた瀬場拓郎は、再び探索の度に出かけ、ついに石炭の鉱脈が眠る新たな土地を発見したのである。
資源が豊かな土地は現住生物も多いな。
何をするにせよ電気が必要なので、バイオマス・バーナーで電力を確保する。
とりあえず鉄鉱石の採掘機を設置する。
電線を伸ばす。
高低差の激しい土地なので螺旋階段は重要なインフラだ。
コンベアを引いて、と。
当面の目的は石炭発電機の建設である。
本部の方から電線を引いてみいいが、下手をすると電力不足で停電する可能性がある。
大事を取って、電源系統を独立させるべきであろう。
ヴァシリがドア付き壁をAWESOMEショップで買った。
機会があったら使ってみよう。
当面の目標は石炭発電所の建設である。
俺も発電所を作ってみたいのだ。
あっ、巨大キノコの上に鉱脈があるぞ。
SAM鉱石………!?
ヴァシリ「まだ実装されていない鉱石だゾ」
そうなのか。
気を取り直して石炭発電所を建設する。
こいつに石炭と水を引き込めば電力が発生するのだ。
水を引くためにポンプを設置する。
………。
水を吸い上げている気配がありませんな………。
ヴァシリ「水を吸い上げるのはポンプはポンプでも、揚水ポンプだゾ」
あっ、このカタツムリみてーな奴か!
ズモモモモモモ………。
おっ、おっ、水が来たぞ。
石炭発電機が稼働する。
電力キャパシティが跳ね上がった。
バイオマス・バーナーは用済みだな。
解体するか?
いや、この世界は何が起こるか分からない。
何かの保険に取っておこう。
あれ、水が来なくなった。
やっぱこんだけ高低差があると圧力が足りないのだろうか。
それでこのポンプが活躍するわけか。
おっ、水が来た来た。
とりあえず3機設置してみた。
次はどうするかな。
とりあえず鋼鉄製品でも作るか。
この工場も短時間で随分と立派になって来た。
石炭発電機を動かしたばかりだが、今度は石油による燃料発電にも挑戦してみよう。
あの黒い染みが油田だ。
原油抽出機を建てる。
建てた。
痛ッ! 何か攻撃を受けた!
グアアアアアアアアア!(死亡)
本部へリスポーンしてしまった。
とりあえずマイルストーンを達成する。
マイルストーンはとりあえず達成するものなのだ。
あそこまで戻るのぉ?
戻るしかあるまい。
戻れませんでした………。
ウオオオオオオオ!
そういうわけで俺は険しい野原を越え―――
わけのわからん生き物の攻撃を掻い潜って―――
帰ってきました。
ここに来るまでに工場の名前を考えてきました。
高萩です。
というわけで石油発電所の建設を進めて参りましょう。
原油精製所を建設した。
こいつで原油から燃料を精製するのだ。
原油が来なくなった。
まただよ。
水と同じだ。
ポンプで押し上げよう。
プラスチックも作ってみよう。
しかし肝心の燃料発電機を作る材料がない。
カラテリウム………もといカテリウムが必要なのだ。
わりかし近くにあるな。
カテリウムの鉱脈を探す。
距離50mまで来た。
え? どこ?
この上?
あった。
これでクイックワイヤーを作成し―――
コンピューターを作成し―――
燃料式発電機を建設する。
あっ、思ったよりでっけぇ!
土台を増設して何とか設置する。
パイプラインを引いて、と。
わー、発電してる!
ま、こんなもんでしょう。
さて、ここまでやってきたが、これで終わりではない。
俺にも考えというものがある。
ただ道楽で高萩工場を作り上げているわけではないのだ。
駅を作って本部まで物資を―――あっ、コンピュータが足らない。
作成中………ああっ、もう面倒くさい!
本部までハイパーチューブを引こう。
本部ならコンピュータがいくらかあるだろ。
足場を建設する。
あの宇宙へ高く伸びる軌道エレベーターに向かって行けばいいわけだ。
あ、なんか見つけたぞ。
窒素ガス………?
とりあえずビーコンを設置しよう。
のちのち重要な資源となるやもしれん。
ハイパーチューブを引いていく。
ああ!
材料が足りなくなった!
銅のシートを作る。
行きはハイパーチューブを通れば楽ちんだ。
なんか見つけた。
ウランだ!
放射能によるダメージを受ける。
痛い!
やめろ馬鹿!
材料をとりに高萩へ戻る。
製作機で銅のシートを作る。
いい加減、手作りは面倒くさい。
ハイパーチューブを引く。
ハイパーチューブ。
ハイパーチューブを引く。
こっちみんな。
くたばれこの野郎!(1回殺されました)
薬を吸って落ち着く。
大変だったけど、これでハイパーチューブを北茨城工場まで通した。
北茨城から本部まではチューブを乗り換える。
ヴァシリの様子でも見よう。
ずっと姿を見ていないが何をやってるんだあいつは。
この線路の先でコツコツ何かをやっているのであろう。
駅名を小木津に変えてやれ。
ちゃんと電光掲示板に小木津って表示さえる。
おもしろーい。
自動運転中の電車に乗り込む。
さーて、ヴァシリは何をしているかな?
続く。
今回の冒険をまとめたマガジンはこちら↓
https://note.com/moon6921/m/m5834041e6b31
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