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3歳長女が言う、「つまらない」

つまらない〜

ママ、長女ちゃん、
なんか つまらないよ〜

最近覚えたことば、
「つまらない」を使いたがる3歳長女。

やりたがっていたワーク、シール
絵本、ブロック

一緒にかなり遊んでいたにもかかわらず

次女の世話をし始めると
「つまらない」が顔を出す。

いつもなら聞き流せる。

長女なりの「さみしい、かまって」アピールだ。

分かってはいるものの、

あまりに「つまらない」を連呼され
すこしずつ モヤッとゲージが溜まっていく。

ゲージがいっぱいになりかけたころ、
めずらしく不機嫌さを隠さず
するどい声でたずねた。

こうなったときの、ママはこわい。
ほんとうにこわい。

長女ちゃん、あんなに一緒に遊んでも、
つまらないの?
ママ、悲しいよ。

3歳の長女は
ぽかんと口をあけて、
一生懸命 考えて答えた。

「つまるぅ」

しゃべらない⇔しゃべる
困らない⇔困る 

つまらない⇔つまる

大正解!

長女のことばの力は、メキメキと伸びていた。

ことばのルールをよく分かっている。

相変わらず、成長の仕組みは面白い。

「つまるぅ」3歳長女と、
手当り次第におもちゃをぶん投げる遊びを覚えた0歳次女。

本当にはちゃめちゃな毎日だが、

変わらないようで
目まぐるしく変わっていく日々を味わっている。

「つまるぅ」か、良かった!
と大笑いしたと同時に
頭に生えかけたツノがサラサラと消えていった。









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