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ママが排泄物に負けた話

我が家の次女が、めでたく1歳になった。


すでに自我も爆発し、
三歳上のお姉ちゃんにも

奇声を上げながら攻撃をしかけるやんちゃさだ。


二人目の余裕からか、

どれだけ粗暴なゴリラのようでも

かわいい。

めちゃくちゃかわいい。


目に入れても痛くない

ことはないが、

笑ったとき、
口の中に思い切り拳を突っ込まれても
痛くないほどにかわいい。


長女とのやりとりを
毎日聞いているだけあって、

おしゃべりも上手だ。

「たっち」

「ぱぱ」

「うん」

「ねんね」

など、いくつか言うことができる。


でも、肝心の「ママ」はなかなか呼ばれない。

マ行はむずかしいからな〜

とワクワクしながら待っていたある朝。

おむつ替えをした。

「次女ちゃーん、おむつかえようね。
あ、うんち出たかな?」



「うんち」



まさかの「うんち」に先をこされた。


24時間世話していて、

パパどころか排泄物にまで負けた。


ちょっとショックを受けたママを横目に

けらけら笑う次女は

とてもかわいい。


目を見て「ママ」と呼ばれる喜びは、

あとの楽しみとして

とっておきたいと思う。


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