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営業って。パート2 #117

毎度!
よくある相談なんやけど「うちの社員はボーとして仕事せえへんから首にしたいねん」って。

そんな時は「社長のとこって一日の行動予定表ってあんの?大抵の社員ってすることが分からんで困ってるねんで」って言うねん。

そしたら行動計画書ぐらいあるって持ってくんねんけど、書いてあるのは「午前中・営業、休憩、午後・営業」って。そやから社員はボーっとすんねん。
行動予定表は必ず「作業名か職務名」で書くねんで。「営業」やなくて「営業地域選定作業、移動作業、見積もり作業、提案書作成作業・・・」って。
これを30分刻みで1日を埋め尽くすねん。単に「売って来い」やったら、普通の人は行動なんか出来へんで。

3S主義って覚えてる?
まず「わが社独自の営業の仕組みを作成する」(スペシャリゼーション)やねん。
次に「誰でも実行できるように職務を簡単にする」(シンプリフィケーション)。
最後に「営業マン全員に同じことをさせる」(スタンダーディゼイション)やねんで。

営業とは「わが社の良さを過不足なく相手に伝達する行為」やねん。売ってくることでないねんで。
この伝達行為をする仕組みをシンプルに作り上げて、営業マン全員に実行させてみてや。黙っとっても売上っていう数字は上がっていくねんで。

「お前らは気合が足らん。根性入れて売って来い!」やいう𠮟責はあかんで。こんなんやったら部下は行動に移せへんやん。
社長や上司が考えなあかんのは「どうやったら部下がやる気をだすか」やないで「どうやって全社員が同じように行動できる仕組みをつくるか」やねん。

次回は、違う話やで。
良かったら友達になって帰ってや。
ほなねー。

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