会社の原資は...。　#139

毎度！
おっちゃんの指導先に電気工事会社があんねん。
今は明るくなってるねんけど、ちょっと前までは会社の雰囲気も暗くてジメーっとしててんな。

当時、営業の中心やったのは2、3か月に1回ある大きい電気工事やねん。
ゼネコンや官公庁から出てくる受注高は大きいけど利益が出にくい仕事やんか。
工事規模が大きいために、常に多くの人数を抱える必要があって苦しがっててん。

そやからおっちゃんは「2、3か月に一回しかない仕事に従業員の数を合わせてる限り、人件費が膨大になって、おたくの会社は利益なんか出えへんで。」ってアドバイスしたんやけど、「この仕事を取らないと、うちの会社は他に仕事がないんです。だから分かってはいるけど、この人数を抱えるしかないんです。」って言うねん。

年々その仕事も数が減ってるから、このままやったらダメになる事も、その社長は分かってるから相談に来たんやで。

「おたくの会社は上手くいってへんのやから、今の構図を逆にしたらええねん。売上は客数×客単価やねんから、今の状況を逆にするってことは、2か月に一回しかない仕事×高単価やなしに、客層の広い一般家庭から受注すればええやん。」

「切れてる電球の交換やコンセント位置を変更したり、お年寄りのために壁についてる電気のスイッチをリモコンに変えたりしたらええねん。いろいろろとあるやろ？ライトの調光だけでも仰山あるで。」って言って、早速取り組んでるとこやねん。

続きは、また今度。
良かったら友達になって帰ってや。
ほなねー。