鳳東のススメ

○みなさん鳳東って知ってますか?

 みなさん、鳳東って知ってますでしょうか? 尋ねてはみましたが、説明がかったるいので知らない人は回れ右でいいです。おおとりひがしではないです、はい。天鳳の話です。

 その鳳東なんですけども、ご存知の方もいらっしゃると思いますが、とにかく過疎がひどいです。ひどいなんてもんじゃないです。こんなもんに月額700円くらい払ってると思うと情けなるくらいには過疎です。ポツンと一軒家と同じか、一軒家よりも風情がないのでそれ以下です。

 いや鳳南とか特東とか打てよとか自分も思いますけど、特上とか七段だとpt効率クソ過ぎて嫌なんですよ。東南戦とか、麻雀1試合に30分も掛けてらんないんすよ。格ゲーとかぷよぷよくらいの速度感でいいです。むしろ一局戦ね。そこまで短いと一番くじと変わらないのでさすがに一周はしたいところですが。

 まぁまぁまぁ、とにかく過疎なんですよ。だからこのnoteに辿りついた方にだけでも鳳東はこんなにも面白いんだぞ、ためになるんだぞということをプレゼンテーションすることで、卓が立たない時間を少しでも減らしたいなと思うんですよ。というわけで、鳳東の魅力を語っていきたいと思います。

○鳳東は座学が捗る

 鳳東は「0:0」の時間が一番多いはずです。今このnoteを書いているときも「0:0」です。自分が予約してもなかなか卓が立ちません。するとどうでしょう、時間が余るわけですよ。スキマ時間というやつです。そういう時にオススメなのが戦術書を読むことです。僕はよくこの予約して卓が立つまでのあいだにウザク本300と301を見ています。お知らせ本やお知らせSuphx本も見てます。麻雀において座学は重要です。自分の価値観を崩せたり矯正出来る数少ない機会です。一部の天才を除いて、だいたいの人間は実戦だけで強くなろうと思ってはいけません。しっかりと座学をこなして、基礎を身に付けなければなりません。基礎を身に付けるための座学です。

 鳳東に取り組むことで座学を増やすことができます。この点において鳳南はダメダメのダメです。すぐ卓が立ってしまいます。これでは座学ができませんね。彼ら鳳南勢が実戦をこなしている間に、われわれ鳳東勢は予約画面を見ながら座学に勤しむわけです。こういうところで差が生まれます。過疎に感謝です。基礎力を身につけて圧倒的成長!

○鳳東は家事が捗る

 座学が捗るとは言え、じゃあ予約している間じゅうずーっと座学していろというのは酷な話です。そもそもが「スキマ時間の活用」なわけですから、予約して卓が立つまでの間の時間を活用できればいいわけです。というわけで、予約して卓が立つまでの間に家事をこなしましょう。僕は午前中に時間が使えるタイプの打ち手なので、洗濯や洗い物、部屋の掃除をこのタイミングで行います。このとき、予約していても気兼ねなく家事をこなすことが出来ます。「3:0」あたりまで来るとちょっと予約画面が気になりますが、「2:0」なら風呂掃除ぐらいオッケーです。不安な人は音量MAXにしておけばいざ卓が立っても音が聞こえますので安心してください。家事をこなすメリットは、なんだか徳を積んだ感じになることですね。麻雀は運ゲーです。東風なんて特にそうですよね。運を抱え込むのに善行はうってつけなわけです。そう言う意味で、予約中の家事は立派なトレーニングと言えるでしょう。

 鳳東に取り組むことで家事を済ますことと、徳を積むことができます。この点において鳳南はゴミゴミのゴミです。すぐ卓が立ってしまいます。これでは家事ができませんね。彼ら鳳南勢が実戦をこなしている間に、われわれ鳳東勢は予約画面を見ながら家事に勤しむわけです。こういうところで差が生まれます。過疎に感謝です。主夫力をつけて彼女や嫁さんから感謝される機会を増やしましょう。鳳東は夫婦円満の秘訣だったわけですね。胸を張りましょう。

○鳳東は筋トレが捗る

 座学もこなして家事もこなして、それでも時間が余ってしまったという人、安心してください。スキマ時間の活用はまだまだできます。それは筋トレです。筋肉トレーニングです。みなさん筋トレをしましょう。

 麻雀と筋トレの関係性について疑問を持たれている方はまだまだ麻雀を浅いところでしか理解していませんので反省してください。まず、麻雀はパワーです。大事な試合前には肉を食う、それは強者の鉄則です。わざわざ説明するまでもありませんよね。そして、麻雀はパワーなので筋トレです。僕は何かの麻雀漫画で主人公が朝のランニングをかかさないというシーンを読みました。鍛えるのは何も技術や精神力だけではないのです。肉体も鍛えましょう。どちらかだけ鍛えればいいというものではないのです。どっかの外人ユウェナリスがそんなことを言ったり言わなかったりしていました。

 予約しながらランニングをするのは流石に横暴なので、筋トレぐらいにしておきましょう。1セットでそんなに時間を取られることもないでしょう。卓が立てば麻雀を打ちます。筋肉が張った心地いい感触を味わいながらの麻雀は格別なものだと思います。それに、あの天下のMリーガー和久津晶も毎日腹筋を500回しているらしいです。筋トレこそMリーガーへの近道だったのかもしれませんね。

 鳳東に取り組むことで筋トレをし、基礎代謝を上げることができます。この点において鳳南はカスカスのカスです。すぐ卓が立ってしまいます。これでは筋トレができませんね。彼ら鳳南勢が実戦をこなしている間に、われわれ鳳東勢は予約画面を見ながら筋トレに勤しむわけです。こういうところで差が生まれます。過疎に感謝です。筋肉をつけて強靭な身体を手に入れればモテます。天鳳十段になったり天鳳位になったらモテるとかわけのわからないことを言う人がたまにいますが、まずは細マッチョを目指しましょう。そのための筋トレです。

○まとめ

 とにかく卓が立たないです。夜中とか2時をこえてくると訪れる「3:0」→「2:0」→「1:0」は、あれを見ると「あ、今日は解散したな」と思うのですが、あの寂寥感は鳳南では味わえないものがあります。味わいたくもないですが。

 僕が鳳東を打つ理由は、先ほど述べた「東南戦は時間が掛かる」が大きいです。試行錯誤を繰り返したいので、1サイクルが短い方がいいのです。それに、東南戦に比べて東風戦の方が選択ひとつひとつが結果に結びつきやすいです。放銃ひとつが致命的になり、和了ひとつが着順に大きく作用しやすいです。リカバリーが利きにくい、そういう点においては東南戦より決断に重みが出ると言えるのではないでしょうか。僕はそういうのが面白いと思っています。

 僕もいつまで鳳東を打てるか分かりません。今はなんとか耐えてますがすぐにチャオりそうです。何も鳳南ぐらい稼働してくれとは言わないので、いつでも気軽に打てるぐらいにはなって欲しいと思います。

 あ、鳳東「2:0」だ!。行ってきます!!

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