むーむ(ファンファーレ)

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最近の記事

肌で「確率」に触れる

〇はじめに僕は、「経験したこと」じゃないと知識や技術として残っていかないと考えていまして。一方で、麻雀って確率やら期待値やらそういうゲームじゃないですか一応。僕は脳みそが弱いので確率やら期待値って「頭ではわかっているんだけど」のハコに入ってるんですが、実際に起こった時にはいまだに「理不尽だ~」となってしまいます。数学を用いて一般化された要素を上手く捉えることができないのであれば、もうこれは経験として納得させていくしかないんじゃないかと、そう思ったわけです。 〇やること今回は

    • オーラスに打点ないアピールをしよう、という自戒

      〇はじめに今回は、オーラスで考えていたことをぶぁああぁっと書きました。ふつうに検討をしてそれをnoteに書いたところで有象無象に埋もれて仕方ないのですが、今ちょっと眠くて鳳東を打つ気になれないのと、80ptから原点の1400tまでブチ上がれて気分がいいので書き殴ってしまいました。雑駁な文章ですが、皆様が麻雀を嗜むうえで何かの足しになってくれれば幸いです。 〇1つ目 上の画像は、トップ目で迎えたオーラスの3巡目。まずは、他家について整理します。上家の親は3900放銃で着落ち

      • パニック放銃症候群

        ○はじめに今回の反省は、技術的なことではなく、打ち手が冷静さを欠いていることへの反省です。どのようにして冷静さを欠いたか、何故冷静さを欠いたのか、どうすれば冷静なまま進行出来るかを考えていきます。 ただ、文量が多いです。あしからず。 ○本文・東3局 状況はラス前、上家に放銃したシーン。画像だけ見ると上家は南家でマンズ模様で南初牌だしそりゃ当たるしその1向聴から何突っ込んでるんだよという話なんですけど、おっしゃるとおりその通りです。自分でもロンと言われた瞬間に全てに気付い

        • 鳳東八段から五段110ptまで落ちたのに何も反省しなかった人の話(前編)

          3月9日、七段になりました。 昇段は何度でも嬉しいものです。ちなみに、4連勝で昇段だったのですが、毎回ガッツポーズしてました。3勝目に至っては電車の中で「っし!!」と声を出してガッツポーズしてました。気持ち悪いですね。それでも、今回はそれだけ嬉しかったです。今回は七→六→七ではなくて八→七→六→五→六→五→六→七でして、特東滞在時間が長かったせいでしょうかね。 さて、読んでいる人は僕が昇段した暑い気持ちのまま自慢したくて勢いで書いているnoteだとお思いでしょうが、まった

        肌で「確率」に触れる

          鳳東のススメ

          ○みなさん鳳東って知ってますか? みなさん、鳳東って知ってますでしょうか? 尋ねてはみましたが、説明がかったるいので知らない人は回れ右でいいです。おおとりひがしではないです、はい。天鳳の話です。  その鳳東なんですけども、ご存知の方もいらっしゃると思いますが、とにかく過疎がひどいです。ひどいなんてもんじゃないです。こんなもんに月額700円くらい払ってると思うと情けなるくらいには過疎です。ポツンと一軒家と同じか、一軒家よりも風情がないのでそれ以下です。  いや鳳南とか特東と

          もう、第一打にダブ東を切るのはやめにしませんか?

          ○セオリーがある 麻雀にはいろいろなセオリーや法則があります。イチイチ例を挙げるまでもないぐらいいろいろあります。僕も打っているときや誰かの牌譜を見たりしているときにふと思いつくことがあります。ただ、何年も麻雀を打っていて知識はそうやって溜まっていくのにどうしてこんなに下手なままなのだろうとも常々思います。  ということをずーぅっと考えていまして、最近ようやくその理由がわかりました。それは、セオリーを知ることをゴールにしていたということでした。セオリーを身につければ技術が向

          もう、第一打にダブ東を切るのはやめにしませんか?

          和了らなければならないのに和了れなさそうなとき。

          ※おことわり。4000字超えてます。 ○タイトルタイトルは本当はヘイル・メリー・パス(ネガティブトランジションへの鈍りを捉える)です。長い上に麻雀関係ないですね。分かりやすいタイトルにしたつもりです。 ○はじめに さて、(本来の)タイトルのヘイル・メリー・パスはアメフト用語です。負けているチームが一か八かの神頼みを込めて逆転を狙ったロングパスのことを言います。サッカーで言えば負けてるチームが前線にロングボールを放り込みまくるようなものです。負けてるときは、ときにそういう大

          和了らなければならないのに和了れなさそうなとき。