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肌で「確率」に触れる

〇はじめに

僕は、「経験したこと」じゃないと知識や技術として残っていかないと考えていまして。一方で、麻雀って確率やら期待値やらそういうゲームじゃないですか一応。僕は脳みそが弱いので確率やら期待値って「頭ではわかっているんだけど」のハコに入ってるんですが、実際に起こった時にはいまだに「理不尽だ~」となってしまいます。数学を用いて一般化された要素を上手く捉えることができないのであれば、もうこれは経験として納得させていくしかないんじゃないかと、そう思ったわけです。

〇やること

今回は、ラス率20%でプレイしたときにどれだけラスるのかを調べて、ラス率20%ってこういう動きをするんだよというのを身体に覚えさせていきたいと思います。

〇例1

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各BOXは100マスありまして、赤色がついているゾーンがラスったところだと解釈してもらえればOKです。つまり、この図はラス率20%で1000回プレイしたときのラス量を表しています。なんとなくわかりやすいかなと100試合ごとに区切っています。

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上の表は、図を整理したものです。ここから何が分かるかはいったん各々で考えてもらうとして、どこからともかく1000回じゃ短期なんだが?お前麻雀知ってっか?という声が聞こえてきましたね。

〇例2

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というわけで、2セット目です。

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同じように、図を整理しました。

〇これ見て何が分かんねん

いずれの1000試合区間もラス率が20%を超えているので、ちょっと下ブレですかね。かわいそう。

さて、気になったのは連続ラス数です。2連続ラスは、100試合区間で3回以上は訪れています。連続でラスる確率は0.2*0.2=0.04ということで4%ほどなのですが、個人的な体感よりは連続でラスるんだなぁと思いました。3連続ラスも、300試合に1回は訪れます。つまり、僕は月に300本ほど東風を打ちますが、月イチ以上で3連ラスはやってくるということになります。このシミュレーションはラス率20%で計算しており実際の僕のラス率はもっと高いので、3連ラスはもっとくらいますね。

〇僕の気持ちとして

ぼんやり眺めているだけでも、ラス率20%でも結構しんどい区間があるのだなと思いました。こういうことは数学に強い人からすれば「そらそうよ」ということなのでしょうが、実際に調べてみて「なるほどなぁ~」と感じることも大事なのかなとは思います。

大事なのは、結果からどう考えるかではなく、ひとつひとつの局面を検討して弱点をつぶしていくしかないってことですね。気長~。

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