見出し画像

洗剤自動投入機能は必要無かったと思う理由。

洗濯機はドラム式洗濯乾燥機から縦型洗濯機に買い替えた。物を大量に手放しミニマム思考になってきたので、何事もシンプルなものを選ぶようになった。でもまだ物欲は捨てきれていなかったようで、今思うと余計な機能がついた機種を選んでしまった。

その機能が、洗剤自動投入

理由は、
ボトルから洗剤を入れる手間よりも、洗剤投入部のお手入れの方が面倒に感じたから。

私がズボラな性格がゆえ、あくまでも個人的な感想だけれども、使ってみて気づいたことをまとめてみた。

投入部を洗うタイミングに気を使う。

取扱説明書によると洗剤を入れているタンクと洗剤経路(洗剤タンクから洗濯槽の間の経路)の手入れが2〜3ヶ月に1回必要とのこと。

掃除は洗剤を使い切ったタイミングで行いたい。でも洗剤が無くなるタイミングが分かりずらく結構気を使うことが使ってみて分かった。

残量表示が0になってもまだタンクに洗剤が残っていて5回以上は洗濯できたりする。
目盛りが0になったあとは、毎回カバーを開けて洗剤の量を確認しながら洗濯する。

洗剤、たっぷり入ってます。
無くなったかな?
まだ残っていて、5回以上は洗濯できる。(濃縮洗剤)

タンク内の洗剤が無くなったことを確認した後は洗剤経路の残りも使いきるイメージで自動投入機能をオンにしながら数回洗濯する。
でもタンクが空になった後は洗剤が入っているか分からないので、手作業で洗濯槽に少し洗剤を追加する。(面倒くさがりなのに、ケチで細かいことを気にするタイプ。)

タンクを洗う手間がかからないように洗いやすいパーツの洗濯機を選んだけれど、洗うタイミングの難しさは盲点だった。

結局手作業で洗剤を入れている。

私の場合、自動投入のラクさよりも、お手入れの面倒さの方が優ってしまい、せっかくついている機能を今は使っていない。

今は基本に立ち返り、水量に合わせた洗剤量をしっかり覚え、ボトルで計って入れている。洗剤は水にしっかり混ざってほしいので、給水が終わった頃に洗濯槽の中へ直接入れる。
洗濯槽に水が溜まるまでの時間は朝の身支度をしたり、後回しにしがちな洗面所の掃除ができたりと案外有効に使える。

物に頼って時間を節約しようとすると、実はやるべきことが増えてお金も余計にかかる。自分で考えて工夫する力がまだまだ未熟だった。

自動投入ならボトル不要?

「洗濯自動投入にしたら洗剤ボトルが不要になるかも‥」と思ったことがある
でも、たまに洗濯物を手洗いするときに詰替用の袋から必要な量の洗剤を取るのは難しく、ボトルは結局手放さなかった。

今考えるとどうしてそんなにボトルを減らしたかったのかと思う。
ホテルライクインテリアに憧れて、生活感のあるものを減らそうと必死だった時期があった。

我が家は柔軟剤は使っておらず、お洒落着も洗える洗剤を使っているので、洗剤ボトル1本とストック1つあれば約3ヶ月分の洗剤をストックできていることになる。これだけなら大したスペースはとらない。

約3ヶ月分の洗濯洗剤はこれだけ。
濃縮タイプなので場所をとらずにコンパクト。

原点に立ち返ると、洗濯機のおかげで洗濯物を1枚ずつ手洗いする必要なく日々過ごせている。
「それだけで充分ではないか」と心改め、洗濯機に感謝しつつ、洗剤を計って入れる作業ぐらいは自分でやろうと思った。

「洗う」だけを任せた洗濯機のお手入れは、毎日の糸くずフィルターのちょこっと掃除と月に1回の槽洗浄のみになるので、この方が私はラクだなぁと実感している。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?